医療従事者としての姿勢が医療通訳にも求められている

ブログ担当の酒井です。

知識ゼロの人向けの医療通訳講座を開催されている Ayumiさんがシェアをされていた記事の再シェアです。

医療通訳に関わる方、志す方は知っておくべき内容です。

 

医療従事者としての姿勢が医療通訳にも求められている – 資格試験の新傾向について

厚生労働省の医療通訳認証制度に関する研究班や国際臨床医学会(医療通訳認証制度の導入をすすめている学会)での討論のようすをみていると、チーム医療の一員として医療通訳を位置付けようという動きがつよまっているようです。この動きが医療通訳の資格試験という点では、どのような影響をあたえているのでしょうか。

( http://fafic.org/blog/1318/ )

 

この記事の切り口は資格試験という観点、資格試験への影響を軸にされていますが、僕の方では以前から他の例でもお伝えしている「セルフイメージ、ポジショニング」の切り口で書いていきます。

日付を見たらもう3ヶ月前なんですね(早い!)、こんな記事を書いてましたよ

通訳者を辞めてお医者さんになろう

 

結局本質は同じ事を書くことになってしまうんですが、ここでも「いち通訳者」ではなく、もっと大きな価値を提供する存在だというセルフイメージを持つこと、そしてそれにふさわしい言動を身に着けていくことを強調しました。今日紹介している記事の「医療従事者としての姿勢が医療通訳にも求められている」もまったく同じではないでしょうか。

僕自身、「コーチ」とか「カウンセラー」とか名乗ることもありますが、自分のセルフイメージでは、そんな枠には収まっていません。関わってくれた人たちの人生を変えてしまう、覚醒を促してしまう、いわば「アウェイクナー」という存在であったり、「稼ぐ」方法も伝えながらクライアント、受講生の自己肯定感を高めて、自分OK、いまの人生OK、でももっともっとOKな人生を目指してもらう、そういう「触媒」であったり、役割や提供価値は「職業」という枠では収まりません。というか、収めようとしていません。

あなたが自分を「通訳者だ、翻訳者だ」と決めてしまった瞬間に、あなたは「通訳者、翻訳者」の枠でしか活躍できなくなります。それもひとつの価値提供ですが、本当にそれでいいのか、それで満足なのか。そしてあなたのサポートを待っているまだ見ぬ顧客は「通訳者、翻訳者」としてのあなたを待っているのか、それとももっと大きな存在としてサポートを求めてくるのか。

セルフイメージは文字通り「あなたのもの」ですが、あなたが活躍したい場、あなたが価値を提供する相手は、あなたにどんなセルフイメージを求めているんでしょうか。

今日の記事では「医療従事者」というセルフイメージを求められていますが・・・

それよりももっと大きく考えてもいいし、違うイメージを持ってもいい。ぜひ、ご自分のセルフイメージ、「自分はどんな価値提供をする人間なのか、どうなりたいのか」から、作り変えてみてください。きっと無意識レベルで行動、言動に良い変化が出てきます。

 

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