通訳者を辞めてお医者さんになろう

お医者さんになりませんか?

お医者さんになったら、いまよりももっと稼げて、もっとリスペクトされて、感謝されて、患者さんの方から「先生、診ていただけませんか?」とお願いされるようになります。だから、通訳者を辞めて、お医者さんになりませんか?

 

 

また酒井がわけのわからないことを言い出した…と思ってますか笑?もう慣れましたよ(^_^)

お分かりかと思いますが、お医者さんといっても、本当にいまから医学部に通って、資格を取ってお医者さんになってくださいということではありません。お医者さんは喩えです。

お医者さんは、なぜ一般的に収入が高く、尊敬され、社会的なステータスが高いんでしょうか(一般的に、ですよ)。少し考えてみてください。

 

考えてみましたか?

いろんな意見や考え、答えはあると思いますが、ここでの答えは、「問題を解決しているから」です。カラダの調子が悪い、手術が必要だ、いろんなケースがありますが、基本的にお医者さんのお世話になる方は何かしらの「問題」を抱えています。そして、お医者さんは問診などでその問題の原因を探って、治療のための処置を施します。特に、緊急度の高い問題を解決すると、比例して収入も高く、感謝もされます。大手術を成功させるとか。

そう、お医者さんは「カラダの問題を解決してくれる」から収入も社会的ステータスも高い、ということになります。で、何が言いたいか?通訳者、翻訳者である皆さんに「お医者さんになれ」ってどういうことか。

その心は、皆さんもご自分が提供する通訳や翻訳を、単なる通訳や翻訳とは思わずに、「なんらかの問題を解決している」と考えてみてほしいんです。こういう発想はこれまでにしてこなかった方がほとんどでしょうから、なかなかイメージがわかないかもしれませんが、非常に重要な考え方です。

クライアントは、あなたになんらかの問題を解決してほしい、手伝ってほしいから通訳や翻訳を依頼しているはずです。通訳をすることで、翻訳をすることで、なにかを解決してほしい。それが、何なのか。

「もし、ここに通訳者、翻訳者がいなかったら、どうなる?」と考えると見えやすいかもしれません。

もし、この会議に私がいなかったら… たぶんA社の提案はB社に伝わることはない、言い換えればA社はB社に提案を伝えたい、そして提案がうまく伝わって、その後もコミュニケーションがうまく進めば… A社とB社はパートナーシップを組むことができ、ビジネスが〇億円、大きくなる!ということは、あなたが提供しているのは〇億円のビジネスに繋がる支援だし、解決している問題は「〇億円のビジネスが進まない、うまくいかないというリスク」と考えることができます。

こんな風に表現すると、どう感じますか?

A「通訳します!相手との意思疎通がうまくいきます!」

B「相手企業との意思疎通に誤解が発生しないように支援して、ビジネス上の本質的な問題ではないところで商談が決裂することを防ぎます」

まあこのふたつの表現は多少恣意的ですが…笑。お伝えしたいことは伝わるかなと思います。

あなたが行っていることは、「言葉の置き換え」ではなくて、「〇〇という顧客のリスク・問題を解決すること」だと認識して、それを正しくクライアントに伝えることができれば、クライアントもあなたをお医者さん並に丁重に扱ってくれるかもしれません。

 

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