スカイプに同時通訳機能 日本語で話せば9言語に変換(日本経済新聞から)
Skypeの通訳機能がますます進化しているようです。
米マイクロソフトは2017年4月7日、音声・テキストチャットツール「Skype」の翻訳機能を拡充したと発表した。新たに日本語の「リアルタイム会話翻訳」機能を追加。英語やフランス語、ドイツ語など9言語と日本語との間を同時通訳しながら会話できるようになった。
同社は深層学習(ディープラーニング)を採用した新しい翻訳アルゴリズムを開発しており、これをSkypeに適用した。
「Windows PC版」「Windows 10 プレビュー版」のSkypeアプリをダウンロードすると利用できる(写真1)。Web版でも利用可能。スマートフォン(スマホ)版のSkypeアプリについては、後日対応するとしている。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO15042390X00C17A4000000/
(日本経済新聞より *全文参照にはログインが必要です)
記事では実際に試した記者の感想は「細かいところで気になる点はあったものの、おおむね会話が成立した。」というものでした。「必要十分」ということですね。
もちろん、これが取引先の会議に使えるとはまったく思いませんが、「これでいいか」「これで十分」というニーズには応えることはできるはずです。手軽、無料、カンタン、それなりの品質、というポジショニングです。
つまり、もしご自分の通訳者としてのポジショニングが、「手軽、無料(→ 安価)、カンタン、それなりの品質」だとすれば、このSkypeと正面から勝負しなくてはならないわけです。
「(無料の)Skypeで十分なんだけど、どうしてお金を払ってあなたに依頼した方がいいの?」
この質問に答えを持っていないようなら、早急に答えを用意する必要があります。正確に言えば、適当な答えを見繕って持ってきたり、あてはめたりするのではなく、答えの「根拠」を用意する必要があります。
もしこの質問への答えがわからない、どうしても思いつかない… だとしたら、この先どんどんあなたの居場所はなくなってしまいます。ぜひ、いろんな側面から、「答え」と「その根拠」を探してみてください。「ない」ように思えても、それは「ない」のではなく、「見えていない」だけですよ。