B: 被照会案件数(照会を受ける件数)
C: 受注率
稼げる通訳者育成のカセツウです。
でも、、、どうやって??
すぐに思いつくのは 『通訳レートのアップ』 ですが、、、
そこにこだわる必要はありません。
そこで考えるべきは、『通訳者としての収入を導き出す公式』 です。
A x B x C = 通訳者としての収入。
…A、B、C、それぞれ、なんだと思います?
えっ? レート x 案件数 ではないのか って?それだと、項目がひとつ、足りませんよね。しかし、惜しいです。もうひといき。
答えは、、、
それぞれ、以下が入ります。
まあ、B x C = 受注案件数、ということなんですが。
例を当てはめてみましょう。
A: 通訳レート = 1万円
B: 被照会案件数 = 20件/月
C: 受注率 = 70%
1万円 x 20件 x 70% = 14万円/月
上記をベースに、条件を変えてみます。まず、レートを1.3倍にしてみます。
A: 通訳レート = 1.3万円
B: 被照会案件数 = 20件/月
C: 受注率 = 70%
1.3万円 x 20件 x 70% = 18万2千円/月
単価を3千円アップすれば、月に4万2千円の収入アップ、
年間にすれば50万4千円の収入アップです。
次。被照会件数を1.3倍にしてみます。
A: 通訳レート = 1万円
B: 被照会案件数 = 26件/月
C: 受注率 = 70%
1万円 x 26件 x 70% = 18万2千円/月
被照会件数を6件増やせば、同じく月に4万2千円の収入アップ、
年間で50万4千円の収入アップです。
もうひとつ、今度は受注率を1.3倍に。
A: 通訳レート = 1万円
B: 被照会案件数 = 20件/月
C: 受注率 = 91%
1万円 x 20件 x 91% = 18万2千円/月
受注率を1.3倍に改善すれば、やはり月に4万2千円の収入アップ、
年間で50万4千円の収入アップです。
さらに、すべての項目を1.1倍にしてみます。
A: 通訳レート = 1.1万円
B: 被照会案件数 = 22件/月
C: 受注率 = 77%
1.1万円 x 22件 x 77% = 186,340円/月
月に46,340円の収入アップ、
年間にすれば55万6千円の収入アップです。
さらにさらに、全項目を1.3倍にすると、、、?
A: 通訳レート = 1.3万円
B: 被照会案件数 = 26件/月
C: 受注率 = 91%
1.3万円 x 26件 x 91% = 307,580円/月
なんと月に167,580円収入アップ、
年間にすれば200万円以上の収入アップ、
率でいえば、2.197倍です。
いかがですか?
こんな風に収入を公式にして考えるって、実はあまりなかったかもしれません。
通訳者としての収入アップを考えたときに、まず頭に思い浮かぶのは「レートを上げるにはどうしたらいいんだろう」だと思います。しかし、こうして分解してみると、実はレートアップだけが収入アップの道ではないことがよくわかると思います。
もちろん、上記の例は適当なレート、適当な件数、適当な受注率を入れたので、必ずしも皆さんの状況にマッチするかはわかりません。
レートが5万円の方もいるでしょう、被照会件数が50件の人もいるかもしれません。受注率が50%以下かも。そもそも、月間の稼働日数も10日が妥当なのか、20日以上通訳をしたいのか、それも人によって異なると思います。(この数式ではカバーしていませんが、全日案件も半日案件もありますよね)
ただ、どんな通訳者にとっても、
・通訳者としてどれだけの収入を得たいと考えていて、
・その額にリーチするために必要なアクションはなにか、
・改善すべき項目は何かを把握しておくことは、
・「適切なアクション」を取るために必要不可欠
ということは覚えておいてください。
レート5万円の方がレートを1万円上げるのは大変かもしれません。
しかし、月間の受注件数を3件増やすのは、そこまで大変な話でしょうか?
月間25件稼働している人が、それ以上の件数を引き受けることは難しいでしょう。
それなら、レートを3000円上げることを考えた方が現実的です。
このように、それぞれの現状に応じた最適な収入アップアプローチがあることはご理解いただけると思います。いまのあなたにもっとも効果が高いアプローチは何か、ぜひ考えてみてください。
そして、、、
通訳レート、被照会件数、受注率を入力すれば、通訳者としての月収、年収が自動的に算出され、さらに、どの項目をどれだけ改善すれば、あなたの収入が月間で、年間でいくらアップするのかもはじき出せる「通訳者収入シミュレータ」をプレゼントします。
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