レートアップは年に一度…のウソホント

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カセツウ通信 2021.7.12
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酒井@さいたまです。

通訳や翻訳って、本当にどこかに「好き」
がないと続かない仕事だな、と思います。
思いました。というここ最近。
あ、今日の話とは関係ありません。

<レートアップは年に一度…のウソホント>

「半年前にレートを上げてもらった
ところなんですが、またレートの
交渉をするのは早すぎるでしょうか?」

こんな相談を受けることがあります。
あなたならどう答えますか?

と投げかけつつも、ほとんどの方は
「ちょっと早いかもね」といった方向の
回答をする、、、せざるを得ない、、、かな?

そりゃそうですよね。自分自身が通訳者、
翻訳者であれば自分に置き換えて考えると
レートアップから半年でまたレート交渉を
持ちかけるなんて、

「図々しい」と思われる、
「こないだ上げたばかりだろ!と思われる、
「調子に乗ってるんじゃないか?」と思われる、
こんな不安が先立つでしょうし(^_^;)

で、僕の回答は、、、

もちろんそのまま回答するんじゃなくて、
具体的なレートだったり、前回のレート
アップの経緯であったり、その後の
相手との関係性ややり取りであったり、
今回さらにレート交渉したいと思った
理由であったり、

そんな「背景情報」はヒアリングした上で、

「半年前にレートが上がったからといって
まだ早い、なんてことは考えなくても良い」

という感じのことを答えると思います。
大抵の場合。

もちろん通訳エージェント、翻訳エージェント
によっては「レート変更の時期」が明確に
決まっているところもあるでしょうし、
レートアップを打診したからといって
必ず通るわけでもないですし、

なんでもかんでも交渉すれば良い、
ということではないですが、

究極、レートなんて、自分が上げたいと
思ったときがレート交渉のしどころ、
というのが僕の基本的な考えです。

半年前に上がっていようが、3ヶ月前に
上がっていようが、いま改めてレート
アップが必要、欲しい、というなら
交渉するのはアリだよね、と。

ただしもちろん現実も見ないでただ単に
「もっと欲しいから」というだけで
レート交渉を持ちかけても本当に
「なんだこいつ」と思われて
仕事がなくなるだけかもしれないので、
その辺の見極めは必要ですが。

「これだと結局、具体的なレート交渉の
進め方がわからないじゃん」と思われて
しまうかもしれませんが、本当に個別の
状況によって戦術が変わるので
仕方ないんです(^_^;)

それでもこのトピックを書いたのは、
「欲しいレートは自分で決めるもの」
ということは伝えたいと思ったので。

あなたは通訳で、翻訳で、いくら稼ぐ
必要があるんでしょうか?いくら
稼ぎたいと思ってるんでしょう?

そこから逆算して確保するべきレートを
決めて、後はそれを目指す、基本的な
戦略はそれに尽きます。

自分が通訳者として、翻訳者として
稼ぎたい金額、書き出してみてください。

「そう言われたら考えたことなかった」

という方も一定数はいるでしょうね(^^)

カセツウ
酒井 秀介

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