レートアップはできましたか?
ブログ担当の酒井です。
4月を通訳レート、翻訳レートの見直しの時期と定めているエージェントもあるようですが・・・
レートアップはできたでしょうか?
僕のクライアントさんからも、この4月からのレートがアップしたという報告をいただいたりしています。それにしたって自然にあげてくれたということでもなく、やっぱり交渉ありき、ということではありましたが。
中には交渉したけれど結局レートの見直し(レートアップ)はなかった、と嘆いている方もいるでしょう。そういう場合は何が基準に満たなかったのか、できれば具体的に確認できるといいですね。(もちろん、エージェント側が答えてくれるとは限りませんが)
一方で、案外「レートアップの交渉自体をしなかった」という方もいるかもしれませんね。そんな方は・・・
来年の4月まで現行レートのまま頑張りましょう。
・・・だと、ちょっと気が長い話ですよね(^^;)
では、どうするべきか?
カセツウ的おススメは、「まずは希望を伝えてみよう」です。
確かにエージェントによってはレートの見直し、調整は4月を目安に、としているところもありますが、必ずしも「4月以外は一切しません」ということでもないはずです。
事実、2月に行われた翻訳会社合同イベント“i”translate の企画、僕がファシリテーターを務めましたパネルディスカッションでもこのテーマを掘り下げて伺ってみましたが、
・時期は特に定めていない
・4月ころを目安に見直す
という2パターンがありつつも、後者の「4月ころを目安に見直す」と答えていた翻訳エージェントも「とはいえ、それ以外の時期でも適宜見直すことはある」と回答されていました。
なので、レート交渉をしないまま4月を迎えてしまった方も、1年間チャンスがないわけではありません。
普段からお伝えしていますが、「レートアップは自分がしたくなったら」でOKかと思いますよ。