自分を高く売る方法

ブログ担当の酒井です。

誰でも自分のことは高く買ってほしい(高いレートがほしい)ですよね?

そんな方に届ける「もやし」の話です。

そう、もやしです。庶民の味方、もやし。

住んでいるところ次第だと思いますが、もやしの価格、いくらくらいでしょうか?

僕がずっといた東京では、スーパーで安ければ18円、ちょっと高いところで28円、といったところかと思います。京都でもそれくらいでした。

これが一般的な価格として、、、

 

実は、このもやしが80円で売れるところがあります。それが、沖縄県の石垣島です。

2018年12月1日現在、僕がこの記事を書いているのは、石垣島からフェリーで10分の竹富島のゲストハウスなんです。そのゲストハウスのスタッフさんが「こちらは野菜が高い!」と話してました。

一方で、逆のケースもあります。それがレモングラスなどのハーブ類。ちょうど東京のレストランで働いている宿泊客もいたんですが、彼が言うには「石垣島のスーパーでレモングラスが1束とんでもない額で売ってた。東京で買ったらあの金額の3倍くらいすると思う」とのこと。具体的な金額は忘れましたが・・・

 

この話から伝えたいことはわかったでしょうか。そう、高く売るには「売る場所」も大事だと言うことです。売る場所は「マーケット」と言い換えてもいいですね。

都市部では安く売られるもやしが離島では高く売れる、逆に離島では安く売られるハーブが都市部では高く売れる、あたりまえのことではありますが、この理屈はすべてのビジネスに通じます。もちろん、通訳や翻訳にも。

 

通訳や翻訳の場合は単純に「場所」を変えればいいと言うわけでもないですが、例えば「取引する相手」で考えてみると分かりやすくなります。

通訳エージェント、翻訳エージェントにはそれぞれの「相場」というものがあります。

通訳料が全日10万円、12万円があたりまえの通訳エージェントもあれば、8万円で精一杯、アベレージは6万円、なんてところもあれば、3万円、というエージェントだってあります。

もちろん、相場が高ければ求められるスキルや対応も高くなるのは一般的なので、とにかくレートが高いエージェントに登録すれば高く売れるということでもありません。逆に強力な競合に埋もれてしまって仕事自体が減る、なんてリスクもあるでしょう。

ただし、全日3万円で売っている通訳エージェントに対して3万円で売れるわけがありません。3万円で自分を売るには5万円、6万円が相場の通訳エージェントに持っていけば「お値打ち感」が出る、そういうことです。

今日は「取引する相手」を例に説明しましたが、マーケットの捉え方は他にもいろいろありますから、ぜひ「自分が高く売れるマーケット」を見つけるようにしてみてください。

 

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