人を超えた機械翻訳は、通訳の仕事を奪うのか(engadgetより)

ブログ担当の酒井です。

昨日のブログではコンビニコーヒーは新しいコーヒー市場を生み出すことで既存のコーヒーチェーンのコーヒー市場とは競合しない、、、といった記事を書きました。今日はその話に関連するニュースのご紹介です。

人を超えた機械翻訳は、通訳の仕事を奪うのか -- Microsoft翻訳のオリヴィエ氏に聞く

 

こちらの記事です。

http://japanese.engadget.com/2017/04/14/microsoft-translator/

一部を抜粋。

 

発展した機械翻訳は、通訳者の仕事を奪うのか

ニューラルネットワークの採用で、継続的に鍛え上げられていく機械翻訳。最終的に人間の精度を超えた時、通訳の仕事を奪う可能性はあるのでしょうかーーこの問いにオリヴィエ氏は否定的です。

「人間を置き換えるということではなくて、今まで実現できなかった、翻訳の新しいユースケースを開拓することに注目しています。例えばヨーロッパに旅行に行く際、わざわざ通訳を率いたりしますか? そんな時に、我々のリアルタイム翻訳のツールを使えば、現地の言葉を知らないと体験できなかった新しい料理を食べられたり、新しい場所に1人で行けるようになります」(オリヴィエ氏)

 

どうでしょう。コンビニコーヒーの件と共通点を感じるのは僕だけでしょうか。あなたはこれを読んでどう感じますか? そして、あなた自身のマーケティング戦略に、どのように反映させますか? あるいは反映させる必要もないかもしれませんが。

そしてこれは通訳や翻訳に限定せずとも、あらゆるビジネスで適用できる考え方です。例えばカセツウのサポートは通訳者・翻訳者という「市場」に価値を提供していますが、同じく通訳者・翻訳者を市場とする通訳学校と競合するわけではありません。通訳エージェントとも競合しません。「新たな市場を生み出す」というと大げさですが、これまでは顕在化していなかったニーズを拾って価値を提供しているわけです。つまり、コンビニコーヒーの戦略です。僕自身がこういう打ち出し方をしているからこそ、通訳・翻訳というビジネスでも、もちろんそれ以外のビジネスでもそういう打ち出し方ができると確信しています。

ともかく、これまでも何度も言葉を変えてお伝えしている通り、通訳翻訳をする方は全員が『なぜ機械翻訳ではなくあなたに依頼するべきなのか』を明確に言語化しておく必要があります。それ、、、できてますよね?

 

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