【通訳者の価値】 数千万円の価値を生み出す通訳 (日経電子版 WOMAN START より 高松珠子さんインタビュー)

ブログ担当の酒井です。

通訳者って、数千万円のフィーをもらってもいいのかも…?

今日はこちらの記事から。

 

私が高松さんを知ったのは、恥ずかしながら2月のサイマルアカデミー主催のセミナーに参加した時が初めて。その日は残念ながらお話しするどころかご挨拶もできなかったのですが、とても素敵な方で、お話の内容も心に響くものでした。

そして今回のインタビューでも、やっぱり「素敵だなぁ」と思える内容でした。そんな中から、私が印象に残った部分をシェアさせていただきます。以下、抜粋です。

これは知人から聞いた話です。ある日本の製造業が、海外の政府機関の監査を受けることになったそうです。そのための通訳を頼もうとしたけれどコストが高いと思ったのか、担当者が知り合いの大学の先生に通訳を頼んだそうです。英語が専門の先生なのでもちろん語学はできるでしょうが、その業界の専門知識はありません。その結果、その企業はより厳しい監査を受けなくてはならなくなり、数千万円のダメージを被ったそうです。実際は企業側に問題はなかったのに、通訳者が内容をよく理解できていなかったため、何かを隠そうとしているのではと監査する側が誤解したのではないかと。あり得る話だと思います。

日経電子版 WOMAN STARTより転載)

「言葉ができる(けれど通訳者ではない)人に通訳を依頼してしまう」

たまに聞く話です。

結果、このお話では「数千万円のダメージ」が発生したとのこと。

それはそれで恐ろしい話ですが、ここで視点を変えていくと、「数千万円の価値がある通訳者にもなれる」ということ。

もちろん、実際にいただける額(通訳料)が数千万円になるわけではありませんが、「提供している価値」にフォーカスをすると、1日10万円、いや数十万円だって、「安い!」と思えてきませんか?

この記事内でも語られていますが、通訳者のフィーは本質的には「現場での稼働時間」に対して支払われるものではありません。予習の時間、それまでの自己投資や努力、現場では見えない(見せるべきではない?)様々なものをフル活用して生み出された「提供する価値」に対して支払われています。

この辺は私も同様なのでよくわかります。クライアントとお話する時間は30分だったり1時間だったりしますが、だからといってそのフィーを「稼働時間x時給」で測ることは難しい。

私とお話をすることによって、ひとりでは1ヶ月かかる、もしくはこれまでまったく進まなかったことを2週間で達成してしまう、私と一緒にマーケティングを実践していくことで今後の人生の収入が数百万円、数千万円アップする、そういう「価値」を提供しているからです。(時間の短縮は価格に換算しづらいですが、例えば皆さんの3週間が数千円とか数万円ということはないですよね?もっと貴重なはずです)

、、、なんていう風に考えていくと、「レート交渉」におけるマインドセットも少し変わってくるかもしれませんね。

もうひとつ、トピックは変わりますが、以下の言葉もグッときましたよ。

通訳をする以上は絶対に断らないと決めています。それぐらいの気持ちでいないと、考えはじめてしまうとあれも不安、これも怖い、と全部断っちゃうと思いますよ。分からないからと断りはじめると結局すべて断ってしまうことになってしまいます。

日経電子版 WOMAN STARTより転載)

そうそう、わからないから、知らないから、とその場で足踏みしていると、できることなんてなくなってしまいます。

まずは何かを始めてみること、「チャレンジ」だと思って取り組んでみること、これが早く結果を出す条件かなと思っています。