通訳者のパラレルキャリアネタ

ブログ担当の酒井です。

僕はずっと「通訳や翻訳以外に、語学力を活かしたパラレルキャリア(=収入源)を作った方がいい」とおススメしています。一方で、「理屈はわかるけど何ができるかわからない」という方も多いので、今日は「外国語できればこんなことできるでしょ」という、通訳者・翻訳者のパラレルキャリアのネタをいくつか。

 

1. 外国語講師

これはイメージしやすいと思います。もちろん自分が話す、通訳するのと教えるのは別のスキルではありますが、リソースはすでに持っているはず。そして、英会話の先生などはたくさんいますが、単なる「英会話教室」よりも「通訳者が教える英会話教室」の方がイメージが良くなります。つまり、単価も高く取れます。

また、必ずしも会話に限らなくてもOKです。英語ならTOEICスコアアップに特化したり、中国語なら中検1級まで指導、また発音指導に特化したり、リスニングに特化したりすることで差別化も図れます。

教えることが嫌いでなければ、通訳者・翻訳者から展開しやすいキャリアだと思います。特にいまでは動画・音声教材を作ることも手軽にできますし、作り方次第ではずっと在宅で教材やサービスを提供できます。

 

2. バイリンガルMC

通訳業と重なる部分も多いキャリアです。通訳は「誰かが話したこと」を通訳する役割ですが、MCの場合は「進行」が主になりますから、自分のキャラクターや表現力も発揮しやすくなります。「黒子型通訳だとものたりない・・・」なんて感じる方は特に向いているかもしれません。

国際結婚式、国際会議、カンファレンス、レセプション、パーティー、懇親会、プレスイベント、コンサートなど、活躍の場は幅広くあります。さらに、業界に関わる人からは「バイリンガルMCの数はぜんぜん足りていない」とも聞きます。そういう意味でもチャンスが大きいキャリアです。

 

3. コンサルタント

「コンサルタント」と聞くと「いやいや、そんな、わたしには無理・・・」なんて思ってしまう方も多いですが、いまの時代、コンサルタントといっても経営や会計に限らずに「ある分野」についての知識や経験があれば十分に目指すことができます。通訳や翻訳を学んだあなたであれば、きっとその国の言葉だけではなく文化的な背景や国民的情緒、また商習慣などに対する理解も重要だということは十分に承知していますよね?

例えばタイでは子供の頭を撫でてはいけないというタブーがあったりしますが、タイ語の通訳者であるあなたにとってあたりまえかもしれないそんなことは一般企業の担当者にとっては予想もしないことです。中国における接待はなかなか激しいものがあるという風にも聞きますが、じゃあこちら側はどのように受ければいいのか。英国の企業とビジネスをする場合にはどんな接し方が喜ばれるのか、そういうことでも十分にコンサルティングになるのです。

また、プレゼン資料のコンサルという可能性もあります。通訳者は立場上、数多く、かつ様々な企業のプレゼン資料に目を通す機会があります。一方で特定の企業に勤めている会社員の立場では、目にするプレゼン資料は自社のものがほとんどです。特に海外のプレゼン資料となれば、通訳者や翻訳者の方が比較にならないほど多くの数を見ているはずです。その知識を活かして、例えば「米国企業を相手にはこういうプレゼン資料の作り方が効果的ですよ」とアドバイスをしてあげれば、それも立派なコンサルティングです。

同時にこれも重要なことですが、「コンサルタント」というポジショニング、イメージを作ることができれば、「いち通訳者」よりもフィーは高く取ることができます。

 

その他にも、あなたが「好きなこと、得意なこと、多く経験していること」と「外国語、通訳力、翻訳力、相手国への理解」をかけあわせれば、きっと新たなキャリアの可能性が拓けるはずです。もちろん通訳・翻訳一本でやっていく、という選択肢も良いと思いますが、それでも僕は、選択肢が多い方がいいと思ってご提案と、そのアイデアを実現する(現実的な収入源に育てる)サポートを続けています。

 

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