[エージェント登録] 面談は担当者を指名せよ!?
ブログ担当の酒井です。
今日の内容もかなり実践的だと思いますが、まあ相手や伝え方次第なので自己責任で(^^)
エージェント面談時は面談担当者を指名せよ!
登録面談をお願いしている側が担当者を指名するなんて、きっと考えたこともなかったのでは?
「そんな偉そうな・・・」
「そんなことできるのかしら・・・」
「指名といっても、なぜ?」
こんな風に思いませんか?
僕が担当した面談で、こんなケースがありました・・・
登録・面談にいらしていた通訳者さんの得意分野は、保険。お話を伺っていると、生保、損保、どちらもイケそう。経験や実績も十分のようです。即戦力として期待できそう。
そして、当時勤めていた通訳エージェントでは生命保険会社の大口クライアントも持っていたので、その通訳者さんにご照会できる通訳案件も多く出てくるのでは、と面談をしながら考えていました。
一方、当時の僕が担当していたクライアントはIT/通信関連の企業がほとんど。その生保会社の通訳&翻訳案件は、他のコーディネータ(Aさん)が担当していたんです。しかし、面談当日その担当者は外出で終日不在。
僕が何を思ったか。
(Aさんに面談担当してもらった方が良かったな・・・)
です。
Aさんであれば、その生保会社関連の通訳翻訳のリアルタイムな動き、先方が通訳者に求める通訳スキルレベルや専門知識、そして社内の状況や特徴、なんてことをもっと細かくお伝えできたはずです。同時に、その通訳者さんが訊きたいこともどんどん訊いてもらえて、回答もできていたはず・・・
でも、面談担当が僕だったので、それができなかった。『じゃあ担当者(Aさん)に訊いておきますねー、伝えておきますねー』という返答がチラホラと。
もったいない、ですよね?
別にその通訳者さんの面談は、どうしてもその日じゃなくてもよかったはずです。Aさんの時間が取れる日に設定することもできたはず。だけど、そうならなかった。
もちろん、通訳コーディネータ側でも履歴書や通訳実績表を事前に送ってもらって、どんな通訳案件をこなしてきたのか、得意な分野は何なのか、なんてことはチェックしています。チェックしてはいますが、、、
その通訳者さんの提出書類の書き方では、『保険がイチオシです!』ということは残念ながら読み取れなかった・・・。だって他の案件と同じような並びで同じように書いてありましたから。
もし、その通訳者さんの『イチオシ分野、やりたい分野、得意な分野』が保険関連だとハッキリわかっていれば・・・ 僕は自分じゃなくてAさんに面談をお願いしていたはずです。
どうでしょうか?
このエピソードから、どうして僕が『面談は担当者を指名せよ!』と言っているか、伝わりましたか?
とはいえ、理屈や理屈は理解できても、『偉そうに思われないか』とか『そんなことできるのかしら・・・』という不安は付きまとうもの。だからこそ『伝え方』が重要になってきます。
そういう意味で、冒頭に書いた通り、自己責任で・・・笑
(サポートを受けている方は気になるようなら個別に訊いてくださいね)