スキルそのままで明日から通訳料を上げる方法

ブログ担当の酒井です。

昨日、通訳レートについて書いたので、今日もその関連で。

通訳スキルそのままで明日から通訳料を上げる方法です。

 

珍しく(?)うさんくさいですね笑。でも、理屈では可能です。元通訳コーディネータが『あり得る』と言っているので、ちょっと信じてみてください。

その方法はいくつかあります。というか、決まった方法はありません。ポイントは、『相手がやっている手間がかかることを引き取る、引き受ける、なくしてあげる』ということです。

例えば、通訳コーディネータを対象にこの考え方を活用するなら、『印刷した資料の手配はいらない、自分でやります』と言うとか。通訳コーディネータが資料を手配するのは彼女たちのお仕事ですが(海外だとそんなことはないそうですね、日本だとあたりまえみたいに扱われてますが・・・)、手間も当然かかっています。その『手間』を自分の方で引き受けてあげることによって、『その分、通訳料に乗せてよ』という考え方です。

いちおう言っておくと、『じゃあ』ということで明日、そのまま通訳コーディネータに言えばそれで通るかというと、そこまでシンプルなものでもありませんが、伝え方、関係の作り方で実現可能です。僕が通訳コーディネータだった時代にもしこのようなオファーが出てきたとしたら、『まあいいかぁ』とOKしたかもしれません。

この例はちょっと極端すぎるので『えぇ?そんなこと、できる?』なんて感じてしまったかもしれませんが、上にも書いた通りポイントは『相手がやっている手間がかかることを引き取る、引き受ける、なくしてあげる』です。

あなたの取引先、依頼主、担当者にはどんな手間が発生しているのか。あなたがその相手の手間・負担を減らすためにできることはあるか。こんな風に相手の立場に立って考えてみてください。

そして何か可能性が見えてきたら、まずはいきなり『レート交渉』に入るのではなく、『気遣い』としてできることを提案してみてはどうでしょうか。それを繰り返していけば、きっとあなたは他の通訳者より信頼されます。

うーん、なんだか書いているうちに『明日から』通訳料を上げる方法とはいかなくなってしまいましたが(^^;) でも、『明日からできること』ではありますよね。小さなことでもよいので、まずはひとつ、実行に移してみてください。

いつも言っていることですが、『マーケティングは思いやり』です。相手の立場に立って思いやりができる通訳者が、稼げる通訳者になっていきます。

 

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