「顧客視点」の身につけ方

ブログ担当の酒井です。

あなたが通訳者なら通訳者に、翻訳者なら翻訳者に依頼したこと、ありますか?

 

こう問われると、意外と自分で提供しているサービス(通訳、翻訳)を顧客として受ける、使うということは少ないのでは。

これは先日の日本通訳フォーラムで講演をされていたCadence社CEOのマット・コンガー氏がポロリと言われた言葉です。(酒井もどうにか聞き取れる英語でした(^_^;))

Cadence社は通訳者と通訳を必要とするユーザーをマッチングさせる talkbusinessanywhere というサイトを運営しています。

 

 

talk・・・はいろんな工夫を凝らして、通訳者も通訳をお願いしたい人も、互いにメリットが出るような仕組みを構築しようとしています。いろんな納得ポイントはありましたが、話を伺っていて思ったのは「顧客目線」を大切にしていること。

例えば料金システム。

半日は4時間まで、それを超えると全日、そして超過時間は30%増し、交通費は、、、なんていう体系は通訳者にとっては「そういうもの」と馴染みがあるとは思いますが、通訳をお願いしたい顧客からするとどうか?「ややこしい」の一言です。

「とにかくシンプルに」というのはビジネスの鉄則だと思っていますが、その鉄則に反していると言えば反しています。

こういう話をしながら「雇う側だとしたら、どうよ?」という投げかけがあり、とても考えさせられたのでした。

 

確かに、半日は4時間まで、4時間半は全日料金になります、12時から13時を挟めば例え1時間でも全日料金です、、、などなど、「そういうもの」として業界では「常識」とされる、そしてもし撤廃されたら通訳者としては「利益が減る」ことにつながるシステムがたくさんあります。そういうものを変えたり手放すことは抵抗があるかもしれませんが、、、

でも、「雇う立場に立てば?」という投げかけで、ちょっと考えてみてもいいかな、変えてみてもいいかな、と思えることも出てくるかもしれません。

ぜひ、ご自身の提供しているサービスやシステムが「顧客にはどう映っているか」、考えてみてください。酒井も「わかりにくい」と言われることもありますから、内容は良く見直して変わっていることがたくさんありますよ(^_^)