通訳者・翻訳者のSNS活用術
ブログ担当の酒井です。
通訳者、翻訳者がSNSを活用してお仕事を増やすことはできるんでしょうか?
で、ひとくちに「SNS」といってもどんなものが含まれるんだろう、と思って検索してみたら、ウィキペディアでは「主なSNS」の項目に以下の通り書かれてました(2020年1月13日時点)。
- Ameba
- Amino
- Google+[24]
- GREE
- LINE
- mixi
- Mobage
- Myspace
- Skype
- Snapchat
- Tumblr
思ったよりもある・・・というか、国によって使われているSNS、そうでないSNSもあるし、Google̟+は個人向けにはもうサービス停止してるようだし、参考程度の情報として。
僕が現時点で日常的に使っているのは以下の3つかな。
- LINE
とはいえLINEは完全に個人でだけ使っています。お仕事では一切使ってません。
他にも Instagram、LinkedIn、mixi、他にもいくつか「アカウントを持っているだけ」というのもありますね。
さて、じゃあこうしたSNSを活用することで通訳や翻訳の仕事って増やしていくことができるんでしょうか?
まず情報として、LinkedInから仕事の問い合わせが来た、実際の受注に繋がった、というのはサポートしている通訳者さん、翻訳者さんからチラホラと話は聴くので、この手の質問があったらまずはそれをお伝えしてとりあえずLinkedInのアカウントを作ったらどうか、とは話しています。
LinkedInは僕自身もアカウントは持ってます。ただ作成したのは通訳翻訳エージェントに勤めていた頃で、職業もプロジェクトマネージャーとしての登録。そのまま特にアップデートはしてないし、ログインもほとんどしないんですが、たまにジョブオファーが届いたりはします。もちろんもうプロジェクトマネージャーに興味はないし特に返信はしないんですが、LinkedInでリクルーティングしている人はいるんだは、という証明にはなりますよね。
なので、LinkedInアカウントはとりあえず作っておくといいんじゃないでしょうか。もちろん作っただけで本当に仕事が飛び込んでくるかはわかりませんが。
じゃあFacebookはどうか、Twitterはどうか、ってことですが、僕の考えではれらの方はLinkedInとは違って、アカウントを作っただけでは仕事に繋がるようなことはまずないだろうなと思います。それぞれ自分の方から何かを発信し続けないと存在すら気付いてもらえないでしょう。Facebookなら投稿が必要だし、Twitterならtweetすることが必要です。そうじゃないと存在してないのと同じなので。
その上でさらに言えば、自分から発信したからと言って通訳翻訳の案件受注に繋がるかというと、それも直結はしにくいだろうなと(^^;)
通訳エージェント、翻訳エージェント、その他クライアントが会社でFacebookやTwitterを見ているとは考えづらいし、そもそもそれらのSNSで通訳者、翻訳者を探すとは思えませんから。
ということは、通訳者、翻訳者はSNSなんてやらなくていい、、、かというと、それでも僕はやっておくことをお勧めしたいです。
通訳翻訳の案件受注には直結しないかもしれませんが、少なくともそれぞれのメディアでいろんなことを投稿したり呟いている通訳者さん、翻訳者さん達がいるからです。そういう人たちの発信を見るだけでもいろんな情報が集まってきますから、そういう使い方がいいのかなと思います。
とはいえSNSは使いようによっては通訳者、翻訳者としてのブランディングをすることもできますから、アカウントを持ってない方はまずは作るところから、そして他の人たちの投稿やツイートを眺めるところから始めてみるといいでしょう。
ただ、あまりそれにのめりこみすぎるとそれはそれで問題ですけどね(^^;)