通訳者ブッキングドットコム
ブログ担当の酒井です。
ブッキングドットコムっていうホテル予約サイトはきっとご存知ですよね?
僕は今(2018年11月)沖縄でこのブログ記事を書いているんですが、つい先ほど、石垣島の宿をブッキングドットコムで予約しました。
その時に考えた条件はたとえば・・・
- 宿泊日のベッドに空きがあるか
これは当然ですね。いちおう書いておきました。
- 価格は自分の予算とあっているか
あまりに安いと不安です( ̄▽ ̄;) 「ちょうどよい価格帯」というのがあるものなので、それにあてはまる中から。
- ロケーション
アクセスのしやすさ、周辺にどんな施設があるか、なども気にします。
- 口コミ
上に書いたようなことは「情報」として確認できますが、清潔かどうか、スタッフの対応はどうか、食事付きなら美味しいのか、などなどは口コミで書かれている内容を見て判断します。もちろん主観が入っているので、その辺は自分の価値観(優先基準)と比べながら。
・・・といったものですが、僕が何を言いたいかわかるでしょうか? そう、こうした項目って、クライアントが通訳者を選ぶ際に考える項目と共通するものがあります。
「ベッドに空きがあるか」はそのまま「その日に依頼できるか」ですね。あまりにガラガラだと・・・ちょっと不安になりませんか?
価格は通訳料。上にも書いた通り、安ければいい、というわけではありません。500円の宿があったとしたら、たぶん避けます笑
ロケーションは通訳者の場合は「対応可能エリア」でしょう。ポイントは「居住エリア」ではないこと。あなたが沖縄に住んでいようが、交通費が都内からでOKと言うなら都内の案件も照会します。
「口コミ」は通訳者としての質の担保と言えるでしょう。ただし通訳者の場合はちょっと工夫が必要ですね。クライアントがどんどんフィードバックをくれたりするような業界でもないので。ただそれだけに、こうした口コミを活用できれば大きな武器になります。
・・・いかがでしょうか? こじつけ、とも言いにくいでしょう?笑
上に書いた項目に沿ってご自分のことを考えてみてほしい、というのが今日の記事のヒントのひとつですが、もうひとつ意識してほしいことがあります。
それが、「自分が商品やサービスを選ぶ側になったら何を基準にするか」という視点を常に持つこと。
あなたもきっとホテルやレストランを予約したりすると思いますが、そうした行為や思考の中に「クライアント目線」というものが存在しています。
それを単に消費者側の視点で終えることももちろんできますが、通訳や翻訳をご自分のビジネスとして伸ばしていきたいのなら、こうした売り手目線のマーケティング思考をぜひ身につけることをお勧めします。
そうそう、最後に、僕がその石垣島の宿を選んだ「決定的な理由」もシェアしておきます。これもきっとあなたのヒントになるので。
僕がその宿を選んだ理由、それは・・・
「その宿に猫がいるから」
でした( ̄▽ ̄)
同じような品質や条件の宿がいくつかあって、「どちらでもいいな」なら、こうした「それ以外」の要素が決め手になったりします。
顧客は通訳スキルとか品質、条件だけで選ぶわけじゃない、という好例jあないでしょうか笑。
あなたの「それ以外」はたくさんありますか?