英語の話せるイチローは、なぜ一流の通訳を雇うのか(現代ビジネスより)

ブログ担当の酒井です。

今日は現代ビジネスの記事から引用。

自分でも英語を話せるはずのイチロー選手が、なぜ通訳者を雇っているのか。

『理由があるから人は行動する=理由があるから人は通訳を雇う』のであれば、その『理由』を理解することは雇ってもらう戦略には必須じゃないでしょうか。

 

全文はリンク先から読んでいただくとして、以下、記事の引用です。

逆にイチロー選手なんかは、今でもアラン・ターナーという優秀な通訳を介して喋ることが多いですね。誤った情報を決して出さないという狙いと、彼の場合はイチローというブランドがありますから、それを壊さないようにしている側面もあるのかもしれません。

僕の場合は発音や文法が多少、間違っていても却ってギャグっぽくなってくれて、「ハセガワはおもろいヤツやなあ」というイメージに転んでくれたことも少なくなかった。でも、イチロー選手の英語は文句なく上手ですが、発音が少し違うとか、彼くらいの選手になるとそれくらいでもつまらんことを言ったりしてくるヤツもいるんです。

(現代ビジネスより http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51733?page=3 )

 

一般的に、通訳を雇う理由は『相手の言葉が理解できない』とか『理解に不安があるから』という理由が多いと思います。でも(この記事によると)イチロー選手の場合はブランディング戦略のひとつ、自己防衛術のひとつじゃないか、ということですね。だとすると、イチロー選手に対しては『通訳を付けた方があなたの意図が正確に伝わりますよ』とプレゼンするよりも、『通訳を付けておけば、本質的じゃない部分(この場合は野球以外、かな)での余計なリスクを軽減することができますよ、イチローブランドを高く維持しておくことができますよ』とプレゼンした方が『そうか、じゃあ通訳さん雇おうかな』と思ってくれそうです。

こんな風に、ひとことで『通訳を雇う』と言っても、雇う理由は実はクライアントや現場ごとに異なるはず。その部分を理解することなく、『私は通訳なんだから』と『通訳をすることだけ』に終始していると、確かに通訳はしている、しかも問題ないレベルで通訳はしているものの、肝心の顧客満足に繋がっていない、結果、リプレイスされる・・・なんてことも起き得るかもしれません。

『コーヒー飲みたいな』と言っている人。この人の『コーヒーが飲みたい理由』が『ゆったりと落ち着いた空間で過ごしたい』だとしたら、缶コーヒーを差し出しても本当には喜んでもらえません。『眠気を覚ましたい』なら、コーヒーじゃなくてミント系のキャンディやガムでも喜んでもらえるかもしれません。

クライアントが『通訳を雇う理由』まで理解しておけば、顧客満足度を高めるサービスが提供できるはずです。想像力を働かせてみましょう。

 

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