翻訳者の営業メールはどう書けば? by M.Kさん

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カセツウ通信 2020.2.29
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酒井@練馬です。

学校が休校になって…
しんどくなっちゃってる
お父さん、お母さんも多そう。
たいへんなことになってきたなぁ…

<翻訳者の営業メールはどう書けば? by M.Kさん>

M.Kさんから以下の投稿をいただきました。

↓↓↓↓↓

翻訳者の営業について質問です。

トライアル合格後に案件を2つほど
ご紹介いただき、その後クライアントの
都合でキャンセルになったのですが、
それ以来連絡が来ていません。

営業メールを送ってみようかと
思うのですが、例えばどんな文面で
送ればよいのでしょうか。

最近、翻訳関連の賞を受賞したり、
他社のトライアルにも合格したりと
実力が伸びている実感があるので、
そういった点を絡めながら
アピールできないか悩んでいます。

↑↑↑↑↑

投稿ありがとうございます(^_^)

実はメール文面については
サポートしている通訳者さん、
翻訳者さんからよく相談をいただく
トピックのひとつなんですよね。

営業メールだったり、
案件の報告メールだったり、
案件を断る時のメールだったり、
レートや条件交渉のメールだったり。
(↑期せずして階段状になった笑)

書く内容ももちろんですが、
ちょっとした表現の違いや
書く順番などで与える印象が
案外大きく変わってしまうので、

本人が書いた文章を送ってもらって
「僕だったらこう書くかな〜」
って具体的に添削してます。

もちろん主観とか好みが入るので
「正解」というわけじゃないですが、
添削した後はたいてい皆さん、
「確かにこっちの方がいいですね」とか
「ここまで書いていいんですね」とか、
そういう感想をもらいます。

まあ、僕がこういうことやるのが
好きなんでしょうね笑。楽しいんです。

さて、M.Kさんの質問に戻って。

>>翻訳関連の賞を受賞したり、
>>他社のトライアルにも合格したりと
>>実力が伸びている実感がある

いいですね〜。

賞の受賞はぜひ書きましょう。
が、他社のトライアルは微妙かも。

「受賞」と聞くと審査員が公平に
客観的に評価した、という印象に
なりますが(あくまで印象ですが)、
その一方でトライアルの場合は
各社基準がバラバラ、という印象です。
(あくまで印象ですが笑)

(印象、印象、あくまで印象、と
言ってますが、そういう「印象」が
大事なのであえて書いてるんですよ笑)

他社のトライアルに合格しました、は
コーディネータによっては「知らんがな」
となる可能性があるかなぁと。

そもそもいま話題にしている会社の
トライアルに合格しているわけで、
その会社にとっては自社のトライアル
合格以上に価値があるトライアル合格は
ないでしょうね。

ということを前置きしつつ、
これも「僕だったらこう書くかなぁ」
ですが、自分のスキルのアピールも
入れるでしょうが、それ以上に
「どうして仕事が来ないのか」の
その理由や原因を訊くような内容に
するんじゃないかと思います。

もちろん「どうしてですか?」なんて
書いてしまうと「うるせぇなぁ」と
思われるかもしれないし(^^;)、
めんどくさいという印象を持たれる
かもなので、他のトピックを交えつつ、
にするとは思いますけど。

営業メールに限ったことでは
ないですが、「仕事が来てない理由」
を正しく理解せずに行動すると
本当の理由にアプローチできない
行動になってしまう可能性が高い。

僕がいつも「仕事が来ないのは
本当に通訳スキル、翻訳スキルの
問題なの?」という投げかけを
しているのと同じですね。

むしろその行動がマイナスに
なってしまう可能性もありますから、
その辺も意識して確認されると
いいかなと思います。

さて、M.Kさんももちろん、
これを読んだ他の皆さんも、
自分はこんな風に感じた、
こんな風に考えている、などがあれば
ぜひメッセージを送ってくださいませ。

まったく別のトピックや質問、
相談でもいいですよ〜(^_^)

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カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介

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