〇〇には仕事がない・・・なら、どうする?
ブログ担当の酒井です。
「〇〇には仕事がない」なんて言ったこと、ありますか?
たまに耳にする言葉です。
「いやぁ、〇〇には仕事がなくて、、、」
〇〇には、いろんな言葉が入ります。
・中国語には、、、
・韓国語には、、、
・関西には、、、
・地方には、、、
・学術分野には、、、
いくつか前提条件が組み合わさる場合もありますね。例えば愛知県では自動車以外はあまりない、とか。
で、そういうことを言いつつ、それで口を閉じてしまう方にたまに会ったりすると、、、
「確かにそうかもしれませんね、、、で?どうします?」と尋ねたくなってしまいます(^_^)
実際には尋ねたり尋ねなかったりしますけれど。クライアントさんには尋ねますね。信頼関係があると思っていますし、必要だと思っているので。
「で、どうします?」の先には、「”ないんですよ”で終わらせるんですか?」という無言の圧力?があるのですが、、、
確かに、数字で見てもその他のデータで見ても、〇〇には仕事は少ないことはあるでしょう。実際に少ないのにそこから目をそらして「あるよ、あるはずだよ」と無為に期待を持たせたり、意味のない励ましをしたりすることは、僕はしません。少ないものは少ないんですから。
ただ、「ないんですよ」で終わらせては、単なる愚痴です。それを100回言ってもなにひとついいことはありませんし、僕も正直、聞きたくありません。酒井が聞きたいのは、「ないんですよね、だから、〇〇します」という『施策』です。
例えば、酒井の故郷の富山には 通訳の仕事は少ないのだろうと思います(例です、富山の通訳の方はお会いしたことがないので)。もしそうなら、「あるところに行けばいいじゃないですか」と言いたいんですね。
通訳スキルも高くて、IT関連の専門的知識も深いレベルで備えている、だけれども富山には高いレベルが求められるIT関連の通訳の仕事がない、、、だったら、その仕事がある東京などに出稼ぎに出ればいい。そう、思います。そうすることもせず、そもそも検討することもせず、「富山にはない」と嘆いているとしたら、非常にもったいないと思います。
もちろん、こんな答えも想像されます。
「そりゃ行ければ行きたいですが、行けませんよ」
十分に考えられます。いろんな事情もあるでしょうし、状況もあると思います。しかし、本当に行けないのでしょうか?1日たりとも行けないのか、行けるようになる手段はないのか、そのためにできるあらゆる可能性を考えてトライしてみたのか。
実は、多くの方は「NO」じゃないでしょうか。本当の本当に「IT関連の高レベルの通訳がしたい」という熱意が溢れんばかりであれば、きっといろんな障害も乗り越えてしまうのではないかな、と酒井は思っています。
そう考えた時に、「いや、東京にわざわざ行くほどの熱意はないんだ。そこまでせずに富山に仕事が溢れてほしいんだ」という答えに行きつくかもしれません。そんな自分の気持ちに気付いてしまうのは、とても苦しいことですが、、、実はそう認めてしまうことが、次に進む第一歩になるのかもしれません。
「そうか、自分はこんな風に思っていたんだ、そりゃぁ、仕事ないままだよね、、、」と気付けたとしたら、「じゃあ、どうしよう」に進むことができると思います。
「仕事がない」・・・あなたは、どうしますか?