お金がないクライアントとの付き合い方
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カセツウ通信 2020.8.24
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酒井@東京です。
昨日のグループセッションは
5人の参加者からのいろんな
トピックが飛び交いました(^_^)
<お金がないクライアントとの付き合い方>
例えば・・・
・冷房対策
・健康のためにやっていること
・通訳と翻訳のバランス
・マウス論
・肩こりがあるのは東洋人だけ?
・JACIの通翻訳フォーラムセッションの感想
・翻訳業界ライターとしての仕事の増やし方
・レート交渉のコツ
・お金がないクライアントとの付き合い方
などなどなど。
ここに書いてないこともありましたが
メモが追い付かなかった笑
今日はここから一番下に書いた
「お金がないクライアントとの付き合い方」
について少しシェアをしてみます。
そもそもは参加していた翻訳者さんから
「先方の提示レートが低い場合は
どうやって交渉すればいいんでしょう?」
って感じの質問が出たのがきっかけです。
それに対する僕の答えが…
「お金がないお客さんと交渉しても
無駄ですからさっさと見切りましょう」
というものでした。
身もふたもないって?( ̄▽ ̄;)
でも事実だから仕方がない。
もちろん希望レートと提示レートの
差額の度合いにもよりますが、
5円だって言ってるところに
10円と言っても通るわけがないし、
あがったとしても6円、せいぜいでも
7円が限界といったところでしょう。
それ以上は交渉どうのこうの、
という話じゃなくて、「お金がない」
んだから向こうとしてもどうしようも
ないんです。
妥協して6円とか7円でも
引き受けてもいいかな、、、と思うなら
もちろん交渉してもいいんですが、
それで受ける気がないなら
交渉自体がまったく無駄です。
10円が欲しいなら、10円を出せる
クライアントを見つけてアプローチ
する方がよほど可能性があります。
「お金がないクライアント」は
「お金がない」わけなので、
そもそもあなたのクライアントに
するかどうか、なるかどうかの
見極めからするべき、ということですね。
そういう意味で、「交渉のコツ」は
その前に「誰と交渉するのか」
「どんな相手と交渉しているのか」を
見極めるところが大事です(^_^)
カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介