フリーランスの確定申告
ブログ担当の酒井です。
確定申告の時期が近づいてますね・・・
何を隠そう、僕はかつて「税理士になろうかな」と思って、コツコツと勉強していた時期があります。
そもそも何かのバックグラウンドや知識があったわけではないので、日商簿記3級&2級の本を買うところから始めました笑。
2ヵ月ほど独学して2級はつつがなく一発合格(3級は受けなくていいかと思ってスキップ)、それから1級にも挑戦したんですが、そこで挫折。1年ちょっと勉強してみたんですが、結果的には「税理士じゃなくていいか」と思ってやめてしまいました。いま考えるとさすがに見通しが甘かったかもしれませんが、「なんとかなるかな」とは思ってたんですよね( ̄▽ ̄;)
まあでもその時の経験は結果的にいま役に立っていて、基本的なルールがわかっているので複式簿記を付けるにしてもあまり苦労はありません(面倒ではありますけど)。
で、確定申告の話。
最終的には税理士さんなど専門家を頼ればいいと思いますが、そこに持って行くまでに僕がどんなことをしているかをシェアしておこうかなと。
1.普段の記録
毎日、自作のエクセルで家計簿をつけています。
複式簿記の形式になるようにフォーマットを作っていて、「取引日/借方(勘定科目)/借方(金額)/貸方(勘定科目)/貸方(金額)/事業・区分(事業経費か個人支出かなど)/適用/取引先」なんて項目を付けています。
毎日付けるってたいへん、という声も聞こえそうですが、1ヵ月分とかましてや1年分をまとめて付ける方がよほどしんどいはず笑。毎日ホントに5分とかそんなものです。前日に使ったレシートをポケットから出して記入するだけ。
事業経費のレシートは100円ショップで買っている透明ビニールのフリーザーバッグ(ジップロックみたいなもの)に月別に放り込んでいます。
2.家計簿エクセルのチェック
1.の家計簿エクセルをチェックしていきます。
見るのはフリーザーバッグに入っているレシートと、クレジットカードの明細。これらとエクセルの内容がマッチしているかをチェックします。
3.会計ソフトへの入力
チェックの結果、家計簿エクセルに「まあ間違いや漏れはなさそうだ」と思える段階で、今度は家計簿エクセルを見ながら内容を会計ソフトに入力(転記に近い)していきます。
ちなみにいきなり会計ソフトに入力するのではなくエクセルに入れているのは、チェック工程をいれるためと、僕なりに欲しいデータが会計ソフトでは出ないからです。
会計ソフトはいろいろありますが、僕が使っているのは「やよいの青色申告オンライン」の年間8640円のプランです。(いまは値上がりしてるかも?)
他にも「freee」なんて使っている方をよく耳にします。僕も試してみましたが、いちど「やよいの~」で作っちゃったんで、まあいいかと思ってそのままです。freee も評判はいいみたいなので試してみてもいいのでは。
ちなみにどの会計ソフトもたいていは初年度無料で試せるので、いくつか触ってみるといいと思います。
・やよいの青色申告オンライン
https://www.yayoi-kk.co.jp/lp/aoiro/index.html
・freee
https://www.freee.co.jp/kakuteishinkoku/
4.確定申告資料からの打ち出し
確定申告ソフトは数字の入力さえ終われば、自動的に適切な個所に適切な数字を入れた状態で確定申告書類の形式でPDF化してくれるので、それを印刷。
これでいったんは確定申告書類の出来上がりです。内容に不明点があるとか税理士さんに相談するとかは状況次第ですね。
これまでは入力などはずっと自分でやってたんですが、そろそろ外注でお願いしちゃおうかな、、、なんて検討中。
まあそれが正しい姿だ、とはわかってはいるんですけど、ついつい「頑張ればできちゃうしなぁ・・・」なんて思ってしまってなかなか踏ん切りがつかず( ̄▽ ̄;)
いずれにせよ、早め早めで片付けちゃったらいいですよ。そのためにもやっぱり「普段の記録」が大事かなと思います。
P.S. 3月23日(土)か24日(日)に「カセツウ的お金の管理講座」を開こうと思ってます。税金のこと中心ではなく、日ごろの家計簿管理や売上や経費の管理、銀行口座の使い分け方(僕は6個使い分けてます)など、「お金を残すための工夫」を僕なりに伝えようかなと。詳細はまだ決めてませんが、興味があれば日程を軽く押さえておいてください(^_^)