脳内お花畑?「この通訳がやりたい」も大事だけど…

ブログ担当の酒井です。

通訳者、翻訳者を志すほとんどの方にとって、通訳者、翻訳者というのは「やりたいこと、やりたい仕事」なんだと思います。言い換えると、「自分の夢・目標」からスタートしている。分野、通訳内容も然り。

でも、、、

「この通訳がやりたい」だけでは仕事になりません。脳内お花畑じゃダメよってことです。

 

ボランティアとか趣味で通訳や翻訳をやる、またお小遣い稼ぎで十分、というなら別に自分がやりたいことだけを追求していてもOK、、、というか、誰も困りませんからそうしたらいいと思います。

ただ、もし通訳、翻訳を「仕事=ビジネスとして」やっていきたいというのであれば、「こんな通訳がやりたい」だけではうまくいきません。当然の話ではあるんですが、上に書いたように、通訳、翻訳を志す方は「夢・目標」からスタートしている方が多いので、その辺の現実的な部分が弱いケースが見受けられるので・・・

では、何が必要なのか? それこそ無数にありますが、最低限「市場のニーズ」は考えておきましょう。

例えば、もしあなたが「絵本の翻訳」をしたいという夢を持っていたとして、、、 「絵本の翻訳」のニーズはどのくらいあるのか? そして、そのニーズに対して供給(翻訳者)はどのくらい満たされているのか? あなたに「舞台・演劇関係の通訳」をしたいという夢があるとして、、、 「舞台・演劇関係の通訳」はどの程度のニーズがあるのか?

これは正確に調べたわけではありませんし、もしかしたら僕が知らないだけで間違っているかもしれません。その前提で、ですが、僕自身の肌感覚では、絵本の翻訳や舞台・演劇関係の通訳のニーズと、IT関連(といっても広いですが)の通訳のニーズを比べれば、圧倒的にIT関連の通訳ニーズの方が高い、と思います。

 

誤解のないように書いておくと、決して絵本翻訳者や舞台関連通訳者はやめておけ、というわけではありません。そもそもそれらに関して意見を述べられるだけの根拠のある知識も持ち合わせていませんから。

掴んで欲しいのは、「こんな通訳をやりたい」という夢や目標「だけ」でふわふわと歩き始めると、あとで「こんなはずじゃなかった・・・」なんて後悔が出るかもしれない、そしてあっさりと諦めることになるかもしれない、ということです。最初にある程度のリサーチをして市場のニーズを掴み、「この分野は少ないのねー」ということを漠然とでも理解したうえで、「それでもやりたいから目指そう」というなら、あとから感じる苦労も覚悟済みなので頑張り切れると思います。

僕はコーチというお仕事柄、人を応援するのが基本的な役割です。ただ、現実を無視してむやみやたらに応援「だけ」するようなことはある種無責任にも感じるので、こうしたコンサル的なアドバイスもさせていただいてます。

通訳や翻訳をボランティア、趣味とするのか、それとも仕事、ビジネスとしていくのか、その点を見極めて、取り組んでみるといいかな、と思います。

 

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