努力の仕方が正しいか確認する方法
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カセツウ通信2022.2.22(火)
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酒井@埼玉です。
うーん、なんだか喉が痛い。
<努力の仕方が正しいか確認する方法>
僕は通訳者さん、翻訳者さんに仕事を、
収入を増やす方法を教えるお仕事をしている
立場として、いつもこんな風に言ってます。
「通訳や翻訳スキルを上げても仕事や
収入を増やすことには繋がりません」
初めて聞いた人は「えっ?」と思うし、
「そんなことないでしょ!」と疑うのも
当然だと思うので、こんな検算を。
その「頑張り方」が正しいか
どうか確認してみましょう。
まず、目標を確認してください。
この場合は「通訳の仕事を増やす」に
しておきましょうか。わかりやすいので。
で、そのために思いつく頑張り(方法)や
課題を書き出してみてください。
例えばここで多くの人が思いつくのが
「通訳スキルをもっと磨く」だとします。
(でも実際そうですよね?)
じゃあ、検算を。
目標のために → xxをする
の順番を逆にしてみてください。つまり、
xxすれば → 目標は達成されるか?
この場合は下のようになります。
通訳スキルを磨けば
→ 通訳の仕事は増えるか?
答えは?
人によってはYESでしょう。
すでにたくさんの仕事の照会があって、
通訳スキルが足りてないから断っている、
という状況なら、それを請けられるだけの
通訳レベルにもってけば仕事は増えますね。
でも、多くの方にとってはNOのはずです。
通訳スキルを磨けば
→ 通訳の仕事は増えるか?
通訳スキルを磨きました、
やったー、仕事たくさん!
んなことないですよね。
じゃあ、他には?
新規通訳エージェントに登録すれば
→ 通訳の仕事は増えるか?
クライアントとの関係が良くなれば
→ 通訳の仕事は増えるか?
いろんなケースがあるので、どれが正解、
不正解、はここでは言えませんが、
「検算」のイメージは伝わるかと。
目標を立てた時には「思いついた努力」を
そのまま始めてしまいがちですが、
その前にこの「検算」をやってみると、
「あ、この方法(だけ)じゃ目標には
繋がらないんだ」と気付けます。
せっかく頑張るなら目標達成に
繋がる頑張りをしたらいいですね。
カセツウ
酒井