通訳学校の選び方
ブログ担当の酒井です。
通訳学校、翻訳学校を選ぶ基準は何でしょうか?
さて、この秋から通訳学校に通い始めた、クラスが始まった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。先日も酒井のクライアントさんが通学を始められました。
で、、、
本当はもうちょっと前に書けばよかったなぁという記事なのです(^_^;)
(でも、途中入学もあるから、、、ね)
通訳学校を選ぶとき、迷いませんか?
だいたい、入学金で数万円、そして半年の講座で30万円くらいかかりますよね。安いお金ではありません。しっかりと自分にあった通訳学校を選びたいところ・・・
そんな悩ましい通訳学校ですが、どんな風に選んでいますか?
パッと思いつくだけでも・・・
サイマル・アカデミー
ISSインスティテュート
インタースクール
ディプロマット
日米会話学院
NHKグローバルメディアサービス
などなど・・・
多くの方は、こんな選び方をしていると思います。
・学費
・通学期間
・場所
・講座日程
・評判
・説明会や見学の印象
・教える人(講師)
・友人の紹介
といったところでしょうか。
で、酒井からもひとつ判断材料をお伝えしたいと思います。
それは・・・
『修了後に通訳の仕事獲得に繋がりそうか』です。
「そんなのもちろん考えてるよ」という方もいらっしゃるでしょうが、スキル偏重で見落としている方も実際にいらっしゃるので書かせてもらいました。
誤解いただきたくないのは、この場合の『仕事獲得に繋がりそうか』は、『その学校の母体・エージェント部門に仕事が多いかどうか』ではありません。
おそらく、単純に仕事の数で多いのはサイマル・アカデミーではないでしょうか。やっぱり通訳業界の草分け的存在ですからね。(あくまで酒井の印象です。ソースもありません)
ですが、果たして必ずしもサイマルの仕事が『あなたにできる仕事』とは限りません。仕事が溢れているからと言って、あなたに関係のない仕事が溢れていても仕方ないのです。サイマル・アカデミーの基礎クラスから通って修了しました。サイマルには国際会議やVIP付き通訳の仕事が溢れています。さて、あなたに仕事は回ってきそうでしょうか?
ここでのポイントは、「あなたにできそうな仕事、あなたがしたい仕事」がありそうかどうか、です。学校やエージェント部門の規模が大きければ良い、数が多ければよい、と言うわけではありません。
あなたに関係のない仕事が1万件溢れているエージェントや通訳学校よりも、あなたに関係のある仕事が2、3件ありそうなエージェントの方が、この場合は価値があるかもしれません。
これは酒井が起業塾や新たなコミュニティに属する際にも常に考えていることです。もちろん、コンテンツに興味があること、自分のスキルや成長に繋がるかどうかが第一優先項目ですが、もし複数の選択肢で迷った場合は、「どちらの方が自分や自分のクライアントの仕事に繋がりそうかな・・・」と考えたりします。
必ずしも一番最初に考えるべきことではないですが、「修了した後」のイメージも、通訳学校選びの判断材料に加えてみてはいかがでしょう。