「通訳になりたい!ゼロからめざせる10の道」

ブログ担当の酒井です。

超おすすめの本のご紹介ですよ。

 

「通訳になりたい!――ゼロからめざせる10の道」の著者、松下先生とご縁をいただいたこともあり、amazonでポチッと。

エンタメ通訳、スポーツ通訳、放送通訳、会議通訳、ビジネス通訳、、、など、各分野で活躍する10名の通訳者さんがどんなキッカケ、どんな思い、どんな流れで通訳者としての活動を始め、またどのように仕事を得てきたかなどが語られています。

通訳者さんの実際のライフストーリーが描かれているので、非常にリアルで具体的な示唆に富んだ良書だなと感じます。酒井がいつも興味を持つマーケティングの観点からも、多くのヒントを得ることができています。

そして、それぞれの通訳者さんの人生はもちろん異なるのですが、大きな共通項も見い出せました。それは・・・

・どの通訳者も、たゆまぬ努力を続けている
お分かりかと思いますが、通訳という道には「完成」や「終わり」がありません。何年、何十年も通訳をしていれば、当然知識や現場力も身についてくるので「なれ(慣れ、熟れ、馴れ)」も出てくるはずですが、それでも、努力を辞めることなく、合間の時間には資料読み、勉強、を続けています。

・どの通訳者も、「チャレンジ」している
最初から「この通訳ならできるわ」という状態でスタートしている通訳者さんはいません。はじめての「通訳としての仕事」を引き受ける流れはバラバラですが、「できるかわからないけど」「自信はなかったけど」「私以外にできる人はいなかったので」などと言いつつ、少しの(いや、大きな?)勇気を出して通訳という世界に飛び込んでいます。この姿勢は「はじめての仕事」の時だけではなく、1の力のときは1.2の仕事にチャレンジ、5の力が付いたら5.5の仕事にチャレンジ、など、「いまの自分よりちょっと背伸びをした」仕事を勇気を出して引き受け続けていることがとても良くわかります。

・どの通訳者も「苦境・逆境」を経験している
通訳のキャリアをスタートしてから、ずっと順風満帆に過ごしている方はひとりもいないようです。この本に出ている10人の通訳者が、たくさんいる通訳者の中から「本の題材にピッタリな経験をしているから」選ばれたわけではないはずです。それぞれの分野で活躍中の10人に話を聴いたら全員が「苦しかった時期、うまくいかなかった時期、悩んだ時期」があった、というのは偶然ではないはず。どんな仕事を選んでも「苦境・逆境」はあります。それを乗り越えて今があるんだなぁということがわかります。

などなど・・・
苦労時代の話など、こうしたリアルな話はなかなか聴けるものではありませんから、「通訳者ってどんな暮らしをしてるんだろう」「通訳者になるにはどうしたらいいんだろう」「どうしたらあの人みたいになれるんだろう」なんて方に自信をもっておススメできる本ですね。

いや、本当に本って、めちゃくちゃ効率の良い自己投資だなと思います。

通訳になりたい!――ゼロからめざせる10の道 (岩波ジュニア新書)

通訳になりたい!――ゼロからめざせる10の道 (岩波ジュニア新書)

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