英→日1ワード26円チャージする翻訳者

ブログ担当の酒井です。

英日翻訳、原文1ワードあたり26円。これって、かなり高いですよね?

これ、翻訳エージェントがエンドクライアントにチャージするレートじゃなくて、いち翻訳者さんがチャージする単価だそうです。

「だそうです」というのは、仲良くしていただいている特許事務所の所長さんが、「自分がお願いしてる特許翻訳者さんは1ワード26円だね」と話されていたから。

 

僕が勤めていた翻訳エージェントがエンドクライアントにチャージしていた英日1ワードの単価は、案件や条件によって多少の上下はあるものの、原文1ワードあたり20円未満だった、、、と記憶しています。(僕が勤めていた当時の話です。いまはわかりませんが)

ということは、この特許翻訳者さんは、翻訳エージェントよりも高い単価でチャージしている、チャージできている、ということですよね。

どうしてこういうことが可能なんでしょうか。

 

もちろん、その方の専門性や翻訳スキルなんてこともとても重要な要素ですが、実は翻訳者さんの翻訳スキルなど以前に非常に考えるべきことがあります。ここを押さえていないと、どんなに翻訳スキルが高いとしても、高いレートをチャージすることは絶対にできません。絶対に、です。それってなんだかわかりますか?

 

なんて、もったいつけてもしかたがないのでサッサと書いてしまいますが笑、それは・・・

「高いレートを出せる業界/分野/クライアントを選ぶ」ということ。

 

 

いかにあなたの通訳や翻訳が超超高品質、超超高レートに「値する」としても、現実としてお金がない、工面もできないクライアントはあなたにその額を支払うことができません。

また通訳翻訳エージェントの話になりますが、それぞれの通訳翻訳エージェントにはそのエージェントなりの「相場」「ボリュームレート」というものがあります。

例えばサイマルであればエンドクライアントも大手が多く、高品質の通訳者に来てもらうためにそれに見合う通訳料をチャージしています。全日で10万円を優に超える通訳者さんもたくさんいるはずです。一方、僕が勤めていた通訳エージェントであれば、通訳料のアベレージはサイマルのそれよりもかなり低かったはずです。(これはあくまで通訳スキルや優劣の話ではなく、そういうレート相場の違いがある、ということの説明なので誤解なきよう)

 

もちろん高いレートを出せるということは、専門性なども高いレベルを求められるということでもありますが、翻訳、通訳をしている皆さんであれば、「じゃあいいや」とはならない・・・ですよね?笑

ということで、あなたが高い翻訳料、高い通訳料をチャージしたいということであれば、扱っているお金の額が大きい業界、クライアントなどを狙っていくのがいいんじゃないかな、と思います。

どんな業界がありそうか、自分のスキルやバックグラウンドと照らし合わせながら考えてみてはいかがでしょう。