コミュニケーションで損する人、得する人
ブログ担当の酒井です。
通訳コーディネータ、翻訳コーディネータとのコミュニケーション、うまく取れてますか?
この数日、立て続けに「カセツウ(酒井さん)のアドバイスのおかげでコーディネータさんとの関係がよくなった、やり取りがうまくいった」という報告をいただきました(^_^)
先月カセツウさんのオンライン交流会で、PMさんとの付き合い方について話題があがってから、自分からほんの少し心を開いた感じ?のメールを送るようにしてみた。するとPMさんからも気遣いの言葉や、早く納品してくれてありがとう、指示内容の意図はこういうことだったんだよと、色々コメントしてくれるようになり、明らかに仕事しやすくなった!私自身にとっても、メールの向こう側に人がいることをより意識できるようになってフリーランス特有の孤独感が軽減されるし、メールを1行増やすだけでこんなにも違うんだなと嬉しくなりました。
早速、ご報告です。昨年末、チェックと翻訳両方の依頼を受けたときにチェックをお断りするというメールを酒井さんに添削していただきましたが、それを活用する機会がありました!
依頼が来た際に、今後はチェックより翻訳のお仕事を優先したいという旨をお伝えしたら「●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●」というお返事が来て、数日後に翻訳の依頼をいただきました。
チェックだけ断るのはわがままなんじゃないか、めんどくさいヤツと思われて翻訳の依頼も来なくなるんじゃないか、などといろいろ心配しましたが、大丈夫でした。「こういうこと言っていいのかな?」という悩みは、ひとりで考えても絶対に答えはでないので、酒井さんに相談して実際に伝えてみることができてよかったです。ありがとうございます!
送るときにはやっぱりちょっと不安になりましたが、「どういう結果になっても、このままもやもやしつつチェックの仕事を受けるよりいいか」と自分の中で納得できました。
それから、言い方(書き方)って本当に大事だなと思いました。自分で書いているときは冷たくしようなんて気持ちはまったくないのですが、後から酒井さんの文面と比べて読むと、私のメールは確かにちょっと冷たい感じがします(ーー;) 言いにくいことをオブラートに包もうとして、わかりづらくなることも多いです。
今年は伝え方で迷ったらもっと気軽に酒井さんに相談して、コーディネーターさんと上手にコミュニケーションをとれる翻訳者になりたいです!ポジティブなことも言いにくいこともことも、あたたかく、わかりやすく伝えられるようになったらたらいいなあ、と思います😊
いやぁ、嬉しいです(^_^)
通訳も翻訳も、結局は「人」を相手にしているわけで、コーディネータ側だってひとりの人間として気遣いの言葉をかけてもらえば嬉しいし、言い方(書き方)ひとつで印象も大きく変わってしまいます。
通訳や翻訳の本質は「通訳・翻訳の品質」というのは当然の話ですが、だからと言ってお仕事として考えたときには「品質だけが大事」というのは違います。もちろん圧倒的な品質があればどんなに不愛想でも仕事は来るかもしれませんが、何度も言うよにコーディネータも人間です。「好き嫌い」という感情が先に立つのは当たり前で、それを「仕事に私情・感情・個人的な好き嫌いを挟むな」という権利はその会社の上司でもない限りはありません(いや、上司であっても微妙ですが。
こういうところで損をしない、というか、得をしてもらえるような通訳者さん、翻訳者さんが増えてほしいなと思います(^_^)