沖縄で通訳者として稼げるのか?
ブログ担当の酒井です。
沖縄という地方都市で通訳者として稼ぐことはできるんでしょうか?
この記事を書こうと思ったのは、僕が今(2018年12月)沖縄に来ているから。沖縄ってわかりやすいキーワードですが、沖縄じゃなくてもいわば首都圏以外のいろんな地方でも共通するトピックだと思います。
ただ、今回は沖縄でお茶会もしなかったし、誰か沖縄在住の通訳者さんに直接お話を伺ったわけでもありません。単に僕が「沖縄に住むことになって通訳をしたかったらどうするだろうな」と考えてみただけです。その前提で読んでくださいね。
さて、上に書いた通り「僕だったらどうするか、どう考えるか」なんですが、書いておいてなんですが、どれくらい稼げるかわかりません( ̄▽ ̄;)
ただし確実にわかっていることは、「やりたいと思うならチャレンジするだろう」ということ。
環境的にはwi-fiも使えるし、ネットを活用しながら通訳サービスを提供することはできるんじゃないかな、と感じています。これは今回沖縄に来てみて実感したこと。
そうなると、この時点でマーケットは世界中に広がりますし、沖縄に住んでいるという制約もほとんど関係なくなるはずです。
もちろん、通訳ユーザーの認識として(そしてきっと通訳者側からも)「通訳は対面・現場で提供するもの」というのがまだまだスタンダードのはずなので、いろんな課題は出てくると思います。
ですが、だからこそチャンスだと僕なら考えます。オンラインでのリモート通訳を積極的に提案している通訳者や通訳エージェントは多くないと思います。提供しているとしても地理的物理歴な条件などが合わないから「しかたなく」という状態も多いはず。
だとしたら、ある種「オンライン専門で通訳を提供しています」というポジションを打ち出してしまえば、そこでのシェアというか先駆者的な存在になれる可能性だってあるはずです。
カセツウだって最初は誰もそんなサポートがあるなんて思いもしないので、求められていませんでした。ですが僕が「通訳者・翻訳者専門に売上アップを支援します」と打ち出すと「えっ?そんなのあるの?」と興味を持ってくれた方が出てきて、いまに至っています。
僕はこの時点で3年以上ブログやメルマガを毎日発信していますから、例えば他の誰かがカセツウのようなサポートを始めたとしても、ブログやメルマガで僕に追いつけることは決してないと自負しています。その競合が3年続けた頃には僕は6年続けているからです。誰も追いつけない、と思っています。
もちろん、大手のエージェントが乗り出してくるなら、ブランド力などでまた別の観点での競争になるかもしれませんが、それでも負ける気はしていません。それくらい「先に始める」というのは強力だと思っています。
あともうひとつ、地方で勝負する通訳者さんに伝えたいことがあります。
それは「与えられたカードで勝負するしかない」ということ。
沖縄に住みながら通訳者として月収100万円をコンスタントに稼ぎ出すことはもしかすると現実的ではないのかもしれません。そこまでの通訳需要もないようにも思えます。
ただ、沖縄に住んでいるのだとしたら、その理由があるんだと思います。家族の事情なのか、それ以外なのか。いろいろあると思いますが、極端な話、「どうしても通訳者として月に100万円をコンスタントに稼ぎたい」のだとしたら、東京に行ってみればいい話です。
でも、それが難しいからこそ、沖縄にいるはず。
だとしたら、現実的な選択肢としては「沖縄でできることをやる」しかないと思います。ナイモノネダリをしても何も変わりません。
沖縄で勝負するということが決まっているなら、月に100万円じゃなくてもいいじゃないですか。通訳者としてじゃなくてもいいじゃないですか。結局、自分の中での優先順位だと思っています。
沖縄にいるということが最優先なのか、月に100万円稼ぐことが最優先なのか、通訳で稼ぐことが最優先なのか、どんなことを大切にしたいのかでやるべきことは変わってきます。
地方に住んでいても、きっとできることはあるはずです。ぜひそれに真摯に取り組んでみることから始めて欲しいと思います。