クライアントとの関係を改善する

ブログ担当の酒井です。

『あなたと通訳コーディネータとの関係』に、100点満点で点数をつけるとしたら、何点ですか?

そして、、、
『あなたと通訳エージェントとの関係』に点数をつけるとしたら?

コーディネータをエージェントに変えただけで、もしかすると点数が若干、変わるかもしれませんね。さらに、同じエージェントに勤める『あなたと通訳コーディネータAさんとの関係』と『あなたと通訳コーディネータBさんとの関係』でも、スコアは変わるかもしれません。

 

ま、ともかく、、、点数をつけてみたら以下の質問にも答えてみてください。

『100点の関係は、ありましたか?』

もしあったとしたら、とても幸せなことだと思います。おそらくビジネスのつながりを超えた友情に近い関係が構築されているのではないでしょうか。ぜひそのつながりを大切にしてくださいね。

そして、残念ながら100点の関係を見い出せなかった人、ましてや、50点とか、60点とか、もしかすると30点とか、ちょっと『及第点(といっても主観ですけどね)』に及ばなかった点数ばかりの人、、、なにかを変えないといけない、、、かもしれませんね。

 

以下の手順で考えてみてください。

1.マイナスした点数の内訳・要素を言語化してみる
例えばつけた点数が60点だとしたら、マイナスした40点は、なぜマイナスしたんでしょう?点数をつける段階ではザクッと「60点くらいかな」でつけたと思いますが、この段階でもう少しその理由を具体的に考えてみましょう。でもこのワークは慣れないうちはなかなか大変かもしれません。ちょっと頑張ってみるつもりで取り組んでください。

2.特に大きなマイナス要素にフォーカスする
マイナス40点のうち、いちばん点数が大きな要素はなんでしたか?
例えば40点の内訳が「仮押さえばかりでリリースされる」「電話の対応がぶっきらぼう」「メールの内容が意味不明」「資料の手配が遅い、こちらから言わないと動いてくれない(気がしている)」「無駄な電話が多い」「レートの交渉が入る」などなど、だとしたら、、、その中で一番大きなマイナス要素はなんでしょうか?

3.何があれば、何がどうなれば、何が達成されれば、選んだマイナス要素に「プラス5点」できそうかを考える
上の例で一番マイナス点が大きいのが「資料の手配が遅い」マイナス15点!だとすると、、、その点数がプラス5点されるには、何が変われば良さそうでしょうか?どういう条件が達成されると良さそうでしょうか?「できる、できない」はさておき、条件や環境だけで考えてみてください。

4.その「プラス5点」の状況を手に入れるために、「あなたにできること」を考える
プラス5点の条件は出ましたか?では、その条件を達成するために、「あなたができること」を書き出してみてください。この時、「コーディネータの方が○○すべきでしょ!」とか、「なんで私の方が折れなきゃいけないの!」という気持ちはグッとこらえてください(^_^;) あくまで「あなたが、あなただけの意思で実行できる行動」です。それは意外に小さな行動かもしれません。

5.明日から実行しましょう
ここが一番難しいかも笑。4.で考えた行動、明日から実行してください。コーディネータの反応?期待しないでください・笑。あくまで「あなたが自分で”やった方がいいかな”と考えた行動を自分の意思で実行しているだけ」です。その結果がどうなるかは、コーディネータの自由です。あなたがコントロールすることはできませんし、期待もしない方が心穏やかかもしれません。でも、あなたから始めるんです。

さて、どうでしょう。
『やってられるか!』と思われた方もいるかもしれませんね。ま、それならそれで、、、(^_^;)

『それにしたって通訳コーディネータの本音が知りたいのよ』という方は、カセツウに質問を投げていただければ本音でお答えしますよ。

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