できない案件は請けちゃダメ?

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カセツウ通信 2019.10.23
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酒井@練馬です。

パソコンを買って最初の
メルマガ。キーボードの
タッチが違って打ちにくい…
まあ、慣れるまでガマン(^^;)

<できない案件は請けちゃダメ?>

これも最近、翻訳界隈の
ツイッターで盛り上がっている
トピックのひとつなんですが、

自分の身の丈に合ってない案件、
難易度的に厳しい案件は請けない
方がいいのか、それともハッタリを
かまして請けてしまった方がいいのか、

こんなことが話題になっています。

「請けちゃダメ」という方は
「そんなの無責任だ」という
スタンスだし、

「できる!と言って請けちゃえ」
という方は「できないなんて
言ってたら永遠に仕事なんて
来ない」というスタンス。

どっちもわかりますね( ̄▽ ̄)

だからこの問題はどちらが
正しいとか間違っている、
とははっきり言えないんじゃ
ないかと思います。

その上で僕なりの考え方を
書いておこうかなと。あとで
このメルマガもツイッターで
シェアしようと思ってますが。

で、ぼくの考えとしては
どちらかといえば「多少は
無理してでも、少しくらい
ハッタリが入っていても、
思い切って請けたら?」です。

やっぱり人間、成長するためには
「背伸び」が必要だと思います。

「できる」という確信があること
だけやっているとなかなか
成長しないし、成長しないから
できることも増えていきません。

だから、「できる」なんて
確信がなくても請けてしまう
のは成長に必要なんじゃ
ないでしょうか。

ただし、この「多少は」という
点が重要で、とにかくなんでも
ハッタリで「できる」と
言えばいいわけじゃなくて、
その案件の難易度を数値化して
判断したらいいんじゃない?と
いつも言っています。

今の自分の実力を10としたら、
その案件の難易度はどれくらいか
それも数値化してみる。

それが11とか12くらいなら、
確かに自分の身の丈(10)を
超えちゃってはいるんですが、
思い切って請けていいのでは。

それくらいの難易度のギャップで
あれば、必死で頑張ればなんとか
なることが多いはずです。

一方で、その難易度が13を
超えてくるようなら、そこは
努力や根性では埋めきれない
可能性が高いので、請けない
という選択がおススメです。

もちろんここで書いている
10とか11、12、13とかいった
数字は全部主観的なものですから
その判断が正しいかどうかは
やってみるまでわからないと
思います。

が、少なくとも数値化することで
何でもかんでも無理をして請ける、
何でもかんでも怖がって請けない、
なんてところからは抜け出せるのでは。

無謀な受注も避けれるだろうし、
チャンスを逃すことも減るのかなと。

通訳や翻訳に限らず、なにか
チャレンジしようと思ったときに
試してみてほしい考え方です。

請けるにせよ断るにせよ、
納得感のある選択が
しやすくなるはずですよ。

カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介

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