クライアントに「通訳・翻訳売ってます」と伝えてる?

ブログ担当の酒井です。

どうやら台風が3つも近づいているようで、いまは晴れていてもいつ雨が降るかわからない状態だそうです。そんな中、いつもお世話になっているドラッグストアの前を通り過ぎたのですが、「あ、いつもと違う。」と思って、写真を撮ってしまいました。

それがこれ。

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「いつもと違う」と思った箇所があります。どこだと思いますか?

・・・えっ?普段を知らないのにそんなのわかるわけないって?

うーん、ごもっともかもしれませんが、でもわかる人にはわかるんじゃないかなと思います。特に、酒井とマーケティングについて話をしている方にはピンと来てほしいなぁ、というところですが、、、

答えは、、、

「入り口そばに傘が置いてある」でした。
たくさん並んでますね。

普段は、こんなところに傘の売り場はないんです。でも、今日はある。なぜか?

もうお分かりかと思いますが、「天気が崩れることが予想されるから」です。もう少し具体的に言えば「傘のニーズが予想されるから」です。

日中は晴れていますから、傘を持たずに出かけてしまう方もきっといるでしょう。そんな方が夕方、台風の影響で土砂降りにぶち当たったとしたら、、、傘を買う方も必ずいます。

そんな時に、入り口に傘が並んでいる場合と、並んでいない場合と、傘を求める見込み客が入って来る確率って、どのくらい違うと思いますか?
なんて言って、「どのくらい」に答えられるような正確な数字は持っていないのですが、「確実に違う」ことはわかりますよね?

「お店の奥に行けば傘があるかもしれない」

「入り口に傘が見える」

酒井であれば、後者にはすぐに飛び込みます。前者は、、、そもそも「傘を売っている」かも思いつかないかもしれませんね。

「顧客にニーズを気付かせてあげる、ここに求める商品・サービスがあることを顧客に伝えることは、売り手の義務である」といつもクライアントにお伝えしていますが、まさにこういうことです。

見込み客に商品を「探させては」いけないのです。怠慢というものだし、そもそもそこまで好意的に「商品ありませんか?」なんて訊いてくれる顧客はほとんどいません(よほど顕在化したニーズがあれば訊いてくれるかもしれません)。

あなた(売り手)が見込み客に「あなたの求める商品・サービスはここにありますよ!」ととにかく伝えなくては見込み客は「どうせないだろう」という思い込みと共に他のところに行ってしまいます。

 

ん?今日の話は通訳者に関係あるのかって?

さあ、、、あるかもしれないし、ないかもしれませんね(^_^)
でも、それでも、「通訳者の場合はどうなんだろう」と考え続けることが、きっと「売れっ子通訳者」になる近道だと思いますよ。
(いちおう言っておくと、もちろん関係あると思ってます・笑)

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