真冬に「キンキンに冷えた生ビール」

ブログ担当の酒井です。

真冬に「キンキンに冷えた生ビール」ってあまり惹かれませんね・・・( ̄▽ ̄;)

 

この記事を書いているのは寒波襲来とニュースに取りざたされている寒~い年末年始ですが、つい先日、電車を降りたある駅前の中華屋さんのノボリが目に入りました。そのノボリには、「キンキンに冷えた生ビール」の文字が。

それを読んで「ううっ・・・寒っ!!」と思いました。

 

 

当然ですよね、いまは寒波襲来でただでさえ寒い時期です。汗ばむほどに暖房がガンガンに効いた屋内にずっといるならまだしも、寒さに震えながら「キンキンい冷えた生ビール、あります!」なんて言われて「飲みたい!行きたい!」と思うでしょうか。むしろ逆効果です。

実はその中華屋さんには以前に行ったことがあって、こじんまりしたお店ですが大きなギョウザが案外おいしく、らーめんもそこそこおいしかった記憶があります。なので、その中華屋さんは決して悪い店とか「ハズレ」というわけではないことはわかっています。

 

でも・・・

そのノボリを目にして、「こういうところは気を遣わない、気が回らないお店(の人)なんだな」とも思いました。この寒い時期に外にいる見込み客が「キンキンに冷えた生ビール」のノボリを見てどう感じるかなんてことを考えてないんだろうなと。

少なくともそのノボリを見て「あ、入りたい・・・」と思う人はいないと思います。これが「アツアツのらーめん、ご用意してます」とか「激辛!担々麺!」とかなら「あ、いいな・・・」と思う人がいるかもしれません。

 

つまり、このお店は「損」をしてると思います。

品質(味)はいいのに、外見(ノボリ)で来てくれるかもしれないお客様を逃している・・・

 

これ、通訳者にもありうる話です。

品質はいいのに、外見で来てくれるかもしれないお客様を逃している・・・

この場合の「品質」は通訳スキル、「外見」は本当に「ルックス」という意味ではなくて、「メールの書き方」とか「実績表の書き方」「話し方」なんて意味合いです。

 

プロの通訳者に通訳を教える立場の方が、ある生徒さんのことをこんな風に評していたのを思い出しました。

「〇〇さんは通訳はちゃんとできるんですけど、話し方がちょっと早口で慌ててる印象を与えちゃって、それがなんだか通訳の信頼感も損ねちゃってるんですよね、もったいないなと」

 

案外多くの通訳者にあてはまることです。

通訳エージェントに勤める通訳コーディネータは、忙しいです。たくさんの通訳者さんのレジメや実績表を見ています。

そして、彼ら/彼女らが通訳者の通訳スキルを評価する段階にたどり着く手前には、多くの「評価ポイント」があります。上に書いたようなメールの書き方、実績表の書き方、話し方、なんてものがそうです。

 

それらは中華屋さんの「ノボリ」みたいなものですが、その見せ方が間違っていると、お店の中まで入ってきません。おいしそうなお店は他にもたくさんあるからです。

あなたも「店先」「外見」で損をしている中華屋みたいになっていないか、ぜひチェックしてみて下さい。

 

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