弱い分野の扱い方

ブログ担当の酒井です。

「弱い分野」の照会が来た際は、無理をしてでも請けた方がいいのか、それともやっぱり断るべき?

 

 

先日テレビを見ていたら、「ぶっちゃけ寺」という番組がやってました。なんとなく聞いてたんですが、現役のお坊さんが出演して、お寺や坊さんの「裏側」をぶっちゃける、、、といった番組のようでした。

その回はどうやら「戒名」を取り扱っていたらしく、戒名にもランクがあって、そのランクはお寺に支払う「戒名料」によって変わるといったことをぶっちゃけえてました。30万円くらいならこういうのが付きます、50万円ならこう、あれを付けたいなら100万円~、みたいな。

 

そんなこんなで「人が亡くなるとそんなにお金がかかるの!?たいへん!!」なんて感じの流れだったんですが、出演者のひとりから「それ、絶対やらなきゃいけないってことですか?」という質問が。

それに対するお坊さんの答えは「いえ、呼ばなくてもいいです。ご家族で済ませれば別にお金はかかりません」といったものでした(うろ覚えなので表現が違っていたらすみません)

これを聞いた時に、なんとなくですが、「このお坊さん、正直に言ってくれていいなぁ」なんて感じました。

 

こう考えると、やっぱり人は「もしかすると本人には都合が悪いこと」を伝えてくれる人を「正直な人」と認識して信用するようになるのかなと。

もちろん弱みの内容にも限度はあります。お坊さんから「わたし、お経あげられないんですよ」なんていかに正直に言われたとしても、こちらとしては「じゃあ来るなよ」って話になりますよね(^^;)

 

通訳や翻訳に関しても通じるところはあると思っています。

通訳エージェント、翻訳エージェントでは本当に様々な分野の案件を引き受けていることが多いですが、じゃあそれを依頼する段になって、「すべての分野に対応できる通訳者/翻訳者」なんているわけがない、とも理解しています。

ですから、例えば「医療分野は対応できません・・・」と言われたとしても特にマイナス印象には繋がらないと思います。そもそもちゃんとしたエージェントなら、応募分野からまったく的外れの分野の案件は照会されないと思います。

逆に、全くできそうにないのに「できると思います」とチャレンジをされてその結果がマズかった、、、の方が、エージェント側としてはよほど困ります。リカバリが利かなくなっている状況もあり得ますから。

 

「できることだけやる、できるかわからないことはやらない」というのも極端だし、ある程度のチャレンジはしていくべきだと思いますが、それにも限度があるってことで。

通訳や翻訳で「弱い分野」を強化していくのはとても大変ですから、もともと強みがある分野、得意だと思っている分野をいかに伸ばしていくかを考えるのがおススメです。