「自分が最高の通訳者だ」と思える場所は?
ブログ担当の酒井です。
自分こそが最高の通訳者だ、と思えることはありますか?
「いやぁ、そこまで言えるほどの自信はないです」なんて思考停止をせずに、ぜひ考えてみてください。
ここでは、通訳ニーズがあるか、とか、通訳レートがどうか、とか、ビジネスとしての可能性とか現実的なことはちょっとだけ横に置いておくと良いでしょう。対象や内容、物理的な場所などもものすごく絞り込んでOKです。
例えば・・・
『新橋の飲み屋さん英語ガイド通訳なら私がナンバーワン!』とか、
『書道を習いたい外国人向けのサポートなら私がベスト!』とか、
『アキハバラのオタク文化を満喫するなら任せて欲しい!』とか、
『イタリアの革製品に関する企画会議なら私でしょ!』とか、
『国際結婚カップルの離婚調停の通訳なら右に出る者はいない!』とか、
まあ、何でもいいんです。
実際にそんな仕事があるのか、あったとしても、生活していけるだけの報酬は得られるのか、なんてことを考えると、上に挙げたような例はどれも「厳しい」かもしれません(うまくいくかもしれませんが)。
でも、まずはそれでOK。とにかく「これなら自分がベスト」と思えるようなものをひとつでも無理やり感があってもひねり出す。そうすると、それをそのまま「キャッチフレーズ」みたいに使うこともできます。使い方はいろいろ工夫は必要ですが。
そしたら次に、「私がベスト」と思える根拠を考えてみます。
無理やりだろうが「コレならベスト」と言えるかもしれないものが出てきたなら、それにはきっと何らかの根拠があるはずです。これまでの経験や積み重ね、自分の趣味嗜好、誰かに言われた言葉、など・・・
もしその根拠を自分の中でも明確に言語化ができれば、その根拠を応用して「絞り込み」の条件の一部をちょっとずつ「緩めて(広げて)」いくことができます。
新橋の飲み屋ガイド通訳 → お酒を飲むのが好き、いいお店を知っている → 新橋じゃなくてもできるかな?
書道を習いたい外国人向け通訳 → 自分が書道を習っていたから → 書道を教えることもできるかな?
国際結婚カップルの離婚調停の通訳 → 私自身が苦労したから・・・ → そもそも離婚を防ぐコーチングは?国際婚活サポートの通訳は?
なんて感じです。
今日書いたのは全部思いつきだし、精査も全くしてないのでちょっと極論、乱暴な理屈もあるかもしれませんが、「ニーズがあるマーケットを狙う」アプローチだけではなく、「持っているリソースを活かせるマーケットを見つける」というアプローチも知っておくと、ビジネスの可能性が広がるということをお伝えしたくてシェアしました。
なにかひとつでも「これなら私がベスト」と思える場所を見つけてください。もし見つからなければ、作りましょう。
もちろん、僕の場合は「通訳者翻訳者がコーチング・コンサルを受けるなら僕がベスト」と思い込んでますよ笑。