異業種交流会で通訳や翻訳の仕事は増えるのか?

ブログ担当の酒井です。

異業種交流会って参加してますか?

 

「異業種交流会」で検索するといろいろな交流会が出てきます。

やっぱり東京が圧倒的に多そうですが、「異業種交流会 + 〇〇(県名)」で検索すると、案外住んでいる地域での交流会も出てくるので探してみてください。

 

さて、でもここで気になるのが「異業種交流会に出ると通訳や翻訳の仕事獲得に繋がるのかどうか?」ですよね。結論から言ってしまうと、「そんなにすぐに仕事の獲得や売上には直結しない」というのが僕の印象です。

まあでも、そりゃそうですよね。あなたが異業種交流会に参加したその日に「ちょうど翻訳したい資料があって」とか「来週、アメリカの本社から役員が来るんだけど…」なんて都合のいい話があるわけありません。だからといって、異業種交流会に参加することは意味がない、と判断するのも早計かと。

 

その交流会の性質によりますが、異業種交流会に出るとなんだかんだと「知り合い」は増えます。

いろんな人が参加しているので、不動産を売る人もいれば、ネットワークビジネスを扱っている人もいます。保険を売る人もいれば、スピリチュアルな商材を売る人も。もちろんもうちょっと堅い、例えば地域の商工会議所や中小企業同友会などが主催している会合であれば、一般企業の方々(経営者含む)も多くいます。

そして、そうした「幅広い知り合い」が増えることは異業種交流会に参加する大きなメリットのひとつです。普段通りに暮らしていれば知り合うことはないだろう人たちとたくさん知り合えます。異業種交流会に出たからこそ得られる知り合い、ですね。(蛇足ですが「人脈」という表現が個人的にマッチしてないと思っているのであえて使わずに表現しています)

 

そこでどこまでの人間関係が構築できるかは場の空気や参加者層、あなたの自己紹介や振る舞い方次第ですが、少しずつそれなりの深さの知り合いが増えていくと、そこから仕事に繋がったりすることもあります。

つまり、異業種交流会に参加するというのは短期的な視点で取り組むようなものではなく、ある程度の期間、言い換えれば「先を見据えて」参加しておくものです。

「今月の売上が足りない!」なんて状態で異業種交流会に参加して「買ってください!」なんて言っても嫌われるだけです( ̄▽ ̄;)  「その内に仕事に繋がるといいな」くらいの余裕がある時に参加しておくのがおススメです。

 

また、通訳や翻訳は売れづらい、というのであれば、「売りやすい商材を増やす」というのもひとつの戦略です。つまり「パラレルキャリア」ですね。

例えば僕は異業種交流会に出ても「通訳者や翻訳者さんにマーケティングを教えています!通訳者さんや翻訳者さんを紹介してください!」なんて自己紹介やお願いはほとんどしたことがありません。通訳者や翻訳者の知り合いがいる人なんてほとんどいないし、いたとしても紹介しにくいからです。

ですから、僕が異業種交流会に参加した時は、「時間管理を教えています」と3ステップ時間管理術インストラクターとしての自己紹介や本の照会をしたり、起業家が多いようなら「メルマガとブログで集客をするコンサルをしています」と話したり、参加者の層を見ながら内容を変えています。

通訳や翻訳が売りにくいようなら「英語レッスンを教えています」という商材を作ってアピールすれば話は通じやすくなります。(とはいえ外国語を教えている人も多いので実際にはもっと工夫が必要ですが)

 

僕自身も知らない人たちの中に入るのは案外ニガテ…な方なんですが、それでも参加していくと知り合いは増えますし、自己紹介や自分のアピールの「練習」だと思って参加するようにしています。

そうした場で通訳者や翻訳者に会ったことはないので、だからこそ、参加してみる価値はあると思います。

 

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