「この資格」は評価されるか?

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カセツウ通信 2022.3.11(金)
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酒井@埼玉です。

春めいてきた!

 

<この資格は評価されるか?>

いただいた質問はこちら。
 
『通訳者をアサインするうえで英検や
TOEICの点数は考慮されないとのこと
でしたが、TOBISはいくらか
考慮されるのでしょうか?
(駆け出しでまだ実績があまりない場合)』
 
質問、ありがとうございます。

回答の前に、特に英語系じゃない方は
「TOBISってなに?」ってことも
十分にあり得ますからその補足。

↓↓↓↓↓

ビジネス通訳検定(TOBIS)の概要

「ビジネス通訳検定」とは、“Test of Business Interpreting Skills” の略でTOBISとも呼ばれ、NPO法人通訳技術向上センター(CAIS)が実施している、通訳者が企業内で活躍するために必要な「ビジネス通訳のスキル」を客観的に評価する試験です。

年に2回実施されており、企業や各種団体などで通訳を行うビジネス通訳者のための試験だといえます。ビジネス知識と通訳スキルを判定するため、企業や人材派遣会社が業務を依頼する際の判断材料になるとともに、就業者は自身のレベルに合った仕事に就業することができるようになり、双方にとって適切な判断基準となる試験として活用されています。

(引用元:サイマルアカデミー)
https://www.simulacademy.com/column/howto/tobis

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そもそも引用元がサイマルさんですね。

ということはサイマルさんでは
評価材料のひとつとして捉えている、
と考えることもできそうです。

というのが客観的な情報として。
では主観的(僕の場合)は、、、

ま、書いてあればプラス材料には
したかもしれないな、って感じです。
逆に言えばそこまで重視は
してなかったですね。

 

ただ、質問者さんが書いているように、
「駆け出しでまだ実績があまりない場合」
はこういう資格は武器として手にしておく、
というアプローチはアリだと思います。

極端な話、通訳実績が十分にあれば
資格はなくても仕事の依頼はします。

ただ、通訳実績がなければ仕事がなかなか
来ない、来ないから実績が増えない、
だから来ない状況が続く、、、

なんて悪循環をどうやって打開するのか、
というのはみんなが通る道です。

「通訳実績を積む」というのは運や
タイミングなども必要で自分の
努力だけでは叶いませんが、
「資格を取る」ことは自分の
努力だけで叶えることができます。

資格を取ったら仕事が来るわけではない、
それを踏まえた上でも「いまできる
努力をする」というのは大事。

そんな風に考えるのがオススメです。
TOBIS、ひとつの努力先として
考えても良いと思いますよ。

カセツウ
酒井

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