案件を断るコツ

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カセツウ通信 2022.3.12(土)
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酒井@埼玉です。

声が少し出るようになってきました。
また動画撮って公開しようと思います。

 

<案件を断るコツ>

いただいた質問はこちら。

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フリーランサーとしての心構え的なものを
知りたいです。仕事を断るということに
どうしても罪悪感や無念感が大きく、
中々消化できないです。もっと
キャパシティを上げればとか、
そこだけではなく、依頼の数が増えてきた、
切れなくなってきたという時、やはり全部は
やりきれないので、そこがサラリーマンと
違うなぁと最近心苦しく感じています
(サラリーマンの時は基本指示に従う、
断らないが原則で色々シンプルだった
という感じ…)。

有難いご依頼なのに受けることが叶わず、
自分でも受けたいのに(TT)(TT)というのに
最近やられています。特に、通訳案件では、
コロナやウクライナでスケジュール面で
振り回されてしまっているのもあります。

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以上です。
質問ありがとうございます(^^)

 

さて、「フリーランサーとしての
心構え的なもの」なんてトピックだと
どこから手をつけていいのかって
ことになるので、「仕事を断る」
という点に絞って扱います。

といっても今日はあえて大上段から。

「慣れろ」

です。
え?身も蓋もないって?笑

もちろん「カドが立たない断り方」とか
「次に繋がる断り方」といった具体的な
Tipsもいくらでもあるし、そうした
アドバイスや添削もしてますが、
今回の課題はそこじゃありませんよね。

いかに「上手な断り方」を覚えたって
「仕事を断った時の罪悪感や無念感」が
拭えるわけじゃないので。

それに、実は質問者さんだって
魔法の解決法なんてないってことは
きっとわかってるんじゃないかな。

「慣れるしかないですよ」って僕が
ハッキリ書くことで「諦め」が
つくんじゃないかと思って笑

 

通訳や翻訳をずっとやっていくなら、
仕事を断らずに続けることなんて
絶対に不可能なことはわかりますよね。
絶対に断る場面は出てきます。

「仕事を断った時の罪悪感や無念感」を
「感じるな」とは言いません。
感情の話なので。

でも、そんな感情に振り回されてしまう、
行動力が落ちてしまうようなら
「もっと場数を踏め」が答えです。

受け切れないほどの問い合わせをもらって
どんどん断っていきましょう。どこかで
断るしかないんだから。

 

ちょっと時間を飛ばしましょうか。
あなた(皆さん)にも目標にするような、
理想にしているような大先輩の通訳者、
翻訳者、いるんじゃないでしょうか。

そんな人たちは案件を断るごとに
あなた(皆さん)のように落ち込んで
いるでしょうか?振り回されて
いそうでしょうか?

「残念だな」とは思っても、
「もっといい仕事を取ろう」と
切り替えてると思いますよ。

そういうことも目標にするといいですね。

カセツウ
酒井

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