下積み時期はどれくらい必要か?

ブログ担当の酒井です。

通訳者としての下積み時期、どれくらい過ごせばいいんでしょう?

そもそも「下積み時代」をどう定義するかにもよりますが、ここでは「欲しいレートより低いレートで働く時期」とでもしておきます。もっとわかりやすく「低レート時期」にしましょう。良し悪しは別として、少なくともわかりやすいですからね(^_^)

 

さて、その低レート時代ですが、何年くらいをイメージするでしょうか。3年?5年?それとも10年? まあ、さすがに10年もやっていれば自分の思うようなレートで仕事をしたいものかと思いますが・・・(^^;)

いや、そもそもそんな「低レート時代」は必要なんでしょうか? 中には最初から自分が欲しいだけのレートを提示してそれで仕事を請けられている通訳者・翻訳者もいるのでは・・・?

 

そう、それはその通りです。

事実、僕がサポートをさせていただいた方にはフリーランスとしてのデビュー当初から周囲の何年もフリーランスとして通訳をしている方々を一足飛びで追い越したレート設定や月収をたたき出している方もいますから。

 

その一方で、誰でもがこうした一足飛びの理想のレート設定ができるわけでもありません。その理由には例えばこんなものがあります。

  1. 「理想のレート」がそもそも自分でもわかっていない、だから提示できない
  2. 「相場のレート(マーケットレート)」がわかっていない、だから提示できない
  3. 「自分にふさわしいレート」がわかっていない、だから提示できない
  4. 「相手に言われたレート」をそのまま受け入れている、交渉していない

などなど・・・(他にも無数にあるとは思いますが・・・)

 

1.については考えてみればいい話ですね。果たして自分はいくらのレートだったら満足するんだろう、誇りをもって仕事ができるんだろう、、、

2.も調べればわかってきます。もちろん知り合いの通訳者さん・翻訳者さんに「あなたいくらもらってる?相場はいくら?」なんて訊けないでしょうから(訊けるなら訊いてもいいですが笑)、まあ実際のところをエージェントに訊いてみる、なんてこともできます(もちろんカセツウのサポートを受けて僕に訊くこともできますね(^_^))。そうした中で「ふんふん、わたしの分野とか年数だとこれくらいのレートなのね・・・じゃあ、私は・・・」みたいに絞っていくことができます。

 

3.4.はどうでしょうか。これはまた上に書いたものとは違う理由というか課題があると思っています。

それは、「自分のスキルに自信がない」「自分のスキルが提示レートに見合うかどうか不安」というものです。

自分自身、また自分のスキルに自信があるなら「私(の通訳・翻訳)にはこのレートがふさわしい!」なんて思えるでしょうし、そうだとしたらそのレートを提示できると思います。

また、相手から自分が思っていたよりも低いレートを提示された場合も、「私(の通訳)はもう少し高い、もう少しもらってもいいはずだ」なんて考えて交渉を持ちかけたりもできるんじゃないかな、と。

 

もしここまでの話に共感できるようなら、じゃあ、「自分(のスキル)に自信を持つためにはどうしたらいいのか?」という話が通じると思うんですが、僕はその解決策のひとつが「下積み時代」、つまり低レート時代をある程度は過ごすことかなと考えています。

賭けてもいいですが、自分自身が欲しいレートよりも低いレートで仕事をたくさん請け続けていると、その内に「ウンザリ」してきます( ̄▽ ̄;) 「もうこんな低いレートでやってらんない」という心境ですね。そんな心境になるまでやってみると、「いい加減、自分のレートを上げよう」というモチベーションになります。

それに、下積み時代と言っても回数としてはこなしているはずですから、それもきっとあなたの自信を形作る大切な要素になるはずです。

半年前は自分に自信が持てなかったとしても、半年間、安いレートだろうが何だろうがたくさんの仕事を必死でこなしていけば、それだけあなたの血肉になります。それこそが自信に繋がります。

そういう意味でも下積み時代はある程度あるものと思っておけばいいんじゃないでしょうか。

 

・・・ということを書いた上で最後にどんでん返しも恐縮なんですが、他の人が3年間下積みをやっているからと言って、あなたも3年間その期間を過ごさないといけない、というわけではありません。

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