[下積み] 何年かかってもいいから一人前に!

ブログ担当の酒井です。

ジムのランニングマシーンにはテレビがついているので、走りながら見るとはなしに流しています。先日はNHKだと思いますが、27歳の若者が90歳(?)のすし職人の元で修行しているドキュメンタリーのようなものが流れていました。

その中で、ちょっと気になったことが。

 

気になったこと。それは、その修行中、下積み中の若者の言葉でした。彼はもうそのすし屋で7年目くらいなんですが、それで初めて寿司を握る練習をさせてもらえたとかそんな様子が撮影されていたんですが・・・

インタビューを受けて、彼はこう話していたんです。(具体的な言葉や表現は多少違っていたかもしれません)

 

『何年かかってもいいです。ここで修行して一人前になるまで頑張ります』

 

たぶん、この言葉で伝えたかったところは、どんな苦労があろうとも諦めずに頑張るぞ、ということだったとは思います。思うんですが・・・

『何年かかってもいい』なんて言ってるようじゃあダメだろう、と。

正直なところ、ほぼ反射的にそう思いました。

 

ある目標や目的を達成するために、『どれだけ時間がかかってもいい』なんて考えているようじゃあ、本当にとんでもない時間がかかります。目標や目的を “迅速に” 達成するためには、明確な期限を設定する必要がある、というのが僕の考えです。

これは、『パーキンソンの法則』と呼ばれるものでも説明されています。

パーキンソンの法則とは、ザックリ説明すると、『人は仕事の完成まで、与えられた時間いっぱいを使い切る』というもの。例えば、ある仕事の締め切りが明日だとすれば、明日までにその仕事を完了することはできるはずなんですが、その仕事の締め切りを1週間後に設定したら、どうなるか。本来なら明日完成できるはずのものが、1週間ギリギリまで完成しない、つまり与えられた時間=1週間いっぱいを使い切るまで、完成させない、というものです。

 

これまで自分自身も多くの締め切りのある仕事をこなしてきましたが、この法則は実感として本当だと感じています。締め切りが1週間後になれば、結局、時間があっても5日目か6日目から着手して、1週間後ギリギリで仕上げてしまうんです。こうした経験は僕だけじゃない・・・はず。

 

ということは、このパーキンソンの法則を先に挙げた下積み中の彼にあてはめると、『何年かかってもいい』と言ってしまっている彼は、本当に『何年でもかけてしまう』ということになってしまいます。

極論に聞こえるかもしれませんが、たとえば『あと2年で一人前になってお店をもって独立する!』と宣言しているお弟子さんがいたとしたら、どちらの方が本当に早く一人前になると思いますか? 絶対に『あと2年で・・・』と宣言している彼の方が早く独立します。断言してもいいです。

 

あなたは一人前の通訳になるまで、満足いく収入を稼ぐまで、どのくらいの時間をかけるつもりですか?

 

もうすでに、思い描いた一人前の通訳者として活躍している、満足のいく収入を稼いでいる、ならいいのですが、もしそうでない場合。道半ばの状態だと認識している場合。あなたは、理想の状態になるまで、どのくらいの時間をかけるのか、いつまでにそれを達成するのか、決めていますか?

もし、『何年かかってでも・・・』なんて思っているようなら、今日の記事を読んで、もうちょっと考えた方がいいかなぁと。あなたの人生、残り時間はどのくらいか計算したことはあるでしょうか。きっと、のんびり構えていられるほど長くはないと思います。

 

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