「◯◯頼り」はとっても危険
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カセツウ通信 2019.01.25
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【 カセツウ通信 】
「◯◯頼り」はとっても危険
なんのかの偉そうな?こと
を言ってても、パパイヤと
ココナツの区別もつきません。
酒井@スリランカです。
「これ硬いよなぁ?」と
思って買って宿に戻ったら
「ココナツだぞ」とツッコ
まれました。だよね…。
とりあえずテーブルに置いて
オブジェにしました。
◯◯頼りは危険、の◯◯には
いろいろ入りますが、なにか
ひとつのモノ、コトにだけ
頼りすぎると危険、という
意味です。特に、◯◯が自分
ではコントロールできない
モノ、コトならなおさらです。
最近、「はてなダイアリー」
というサービスが終了すること
を知りました。
僕自身は、はてなブログは
ずっと使っていても(と
いっても今はホームページ
への誘導程度)、はてな
ダイアリーは使ってないので
いわば他人事ですが、これ
まで使ってきた人は他の
サービスへの移行などで
バタバタしているようです。
ブログをやるならはてな
ブログとかアメーバブログ
じゃなくてできるだけWord
Pressなどの自前のプラット
フォームでやるべし、という
のは言い続けていますが、
これもこうした「他人の都合」
でこれまでの努力が水の泡に
なってしまうリスクを避ける
ためです。
今回はブログじゃなくて
ダイアリーですが、極端な話、
明日には「やっぱりブログ
サービスの提供もやめます」
と言われても僕らには
どうしようもありません。
これが自分がコントロール
できないモノ、コトに頼る
リスクそのものです。
通訳や翻訳にしても、ある
特定のエージェントや取引先
からの依頼に頼りすぎている
と、相手の都合でいきなり
仕事が激減してしまうリスク
がつきまといます。
「トップが外国人から日本人
になった」途端に社内通訳者
が整理される、なんて話も
実際に聞いたことありませんか?
(僕は何度もあります)
これを避けるには、ある程度
意図的に取引先を増やすこと、
取引自体を数社に分散させる
こと、複数のエージェントと
付き合いを切らさないように
適度な関係を持ち続けること、
なんてことが必要になりますが、
もうひとつレイヤーを上げると、
通訳や翻訳という特定の事業に
頼りすぎない、集中させすぎない、
というのも重要な戦略です。
とはいえ、いきなりここまで
考える必要はないかもしれ
ませんが、少なくとも現状の
取引の内訳が特定1社で7割、
8割、以上になっているなら
早めに手を打つのがおススメです。
「この取引先からの依頼が
なくなったらどうなる?」
ぜひリアルに考えてみてください。
カセツウ・ビジネススクール
酒井秀介