カタコト通訳で大人気! やっぱり通訳はスキルだけじゃない?

ブログ担当の酒井です。

普段から、通訳者として仕事を得ていく要素としては通訳スキルは最重要ではない、とお伝えしています。

こんなカタコトの人気通訳者もいます。

広島カープの通訳兼ブルペン捕手のクレートさんです。

 

【球界ここだけの話(940)】
“カタコト通訳”で人気の広島・クレートさん カープ歴10年以上で「将来はコーチをしてみたいね」

http://www.sanspo.com/baseball/news/20170618/car17061813000002-n1.html

 

「クーちゃん」の愛称で親しまれているクレートさんですが、2004年に来日してからほぼ独学で勉強して、いまではスペイン語、日本語、英語を話されるそうです。それでも、日本語はカタコトのようです。調べてみると動画がありましたので貼っておきます。

 

 

このクレートさんの例はちょっと極端ですが、彼にとって「通訳」もちゃんとした仕事のひとつです。彼の日本語や通訳スキルは完璧ではありませんが、だからといって誰もクレートさんを「通訳失格」とは評しません。むしろそのカタコト通訳ぶりが人気の理由になっています。

もちろん、シビアな場面の会議通訳や商談通訳で同じようなキャラクターが通用する、歓迎されるとは思いませんが、自分が活躍する場、活躍したい場、自分が活きる場を選べば、必ずしも通訳スキルは高くなくてはいけない、高ければ高いほどいい、というわけではないというのは通じると思います。

通訳スキルでは適わない通訳者はどこにでもいます。あなたがどれほど勉強や練習、実践を重ねて通訳スキルを向上させたとしても、競合がいなくなることはありません。だとしたら、ひたすらに通訳スキルを磨き続けるだけではなく、いま現在の通訳スキルで活躍できる場を見つけながら、強みを際立たせていくことが必要になります。

その強みは専門知識などの実務的なものに限らず、キャラクターや雰囲気、現場での気遣いなどでも作れます。重要なのは「あらゆることが強みの種になる」という認識です。

「通訳スキルは磨いて当然」という前提で、捉われ過ぎずに強みを見つけていってください。

 

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