手放したくない翻訳者の条件

…………………………………………
カセツウ通信 2020.11.20
今年の残り日数 … 42日
…………………………………………

酒井@東京です。

この数日、妙にあったかい…
ジャケットを着て外出したら
汗かいてちょっとたいへんでした(^^;)

<手放したくない翻訳者の条件>

昨日、JTF Online Weeks(翻訳祭)から
『翻訳コーディネーターが語る、
手放したくない翻訳者』という
セッションの録画を観ました。

3社の翻訳コーディネーターさんが
翻訳者さんに求めていることを
それぞれ話されていたので、
観ながら取った僕のメモを
シェアしますね(^_^)

もちろん完全じゃないし、
単なるワードの羅列だし、
伝えるために編集もしてないので
話されていた方々の意図を
正確に汲んだものではありません。
その前提でお願いします。

↓↓↓↓↓

・連絡が取りやすい
・意思疎通がスムーズ
・仕様を守れる
・キャパシティ多い
・安定した品質
・CATツール使える
・ご指名があればその方に
・以前担当した方に
・引き受けてもらえそうな方に
・早いレスポンス(30分以内だと助かる)
・新しい方をあえて優先することもある
・電話に出れるかどうか
・翻訳作業時間が少ないとツラい
・和訳ペース:1500ワード、英訳1200-1400ワード、1000ワード切るとキツい
・英訳ペース:3000文字、2500文字
・分量だけじゃない
・無理して受けないで、相談して
・できません、で終えずに提案をくれると嬉しい(納期調整など)
・質問は歓迎、「こんなこと聞いていいのかな?」もOK
・言いたいことがよくわからんメールは勘弁、簡潔に書くだけでプロと思われる
・日頃の対応
・現場のPMの評価
・サンプリング評価もしている
・なるべくシステマティックに
・バランスよく稼働してもらいたいと思っている
・フィードバック→次も依頼したい→次に活かす人
・セルフチェック力
・PMとのコミュニケーション力
・キャパが増えたら連絡せい
・CATツール
・柔軟性
・原文理解力
・調査力
・パソコンスキル
・PEにも興味を持ってほしい
・分野のアピールは歓迎
・Tradosなしでもいけるけど…
・CATツールはエージェントによる
・「空いてます」と連絡を積極的に
間が空いてしまったらトライアルを再度受けるのもきっかけになる
・電話に出ない翻訳者もいる、電話番号登録しといて
・稼働時間が限られている翻訳者は、、、?タイミングが合えば
・夜稼働できることが強みになる、、、か?少量だけどね。

↑↑↑↑↑

きりがないのでこの辺で…

いかがでしょうか?

「なるほど!」と思ったものが
あるかもしれないし、「ふーん」と
思ったものもあるかもしれません。

「よくわからない」もあれば、
「そうなの?」ってことも。

上にも書いたようにあくまで
僕が適当に書いたメモなので、
それを踏まえた上で参考になると
思ったところは参考にされると
良いかな、と思ったので(^_^)

が、その上で…

僕から見ると
「本当は、こうだよね」と
思えるところもたくさんあります。

これは決して話されていた
翻訳コーディネーターさん達が
嘘をついてるとか、ごまかしてるとか、
わかってないとか、そんな意味じゃなくて。

僕も会社に勤めている
翻訳コーディネータだったら
同じようなことを言うだろうし、
それは仕方ないよね~、と思います。

そう、仕方ないと思います。

会社の看板を背負って個人的な
考えを言うのも難しいだろうし、
いろんな翻訳者さんに対して
話さなきゃいけないわけで、
そうなるとどうしても普遍的というか
無難な表現や内容になります。

僕だっていろんな翻訳者さんに
話をしようとするとそうなります。

だから僕は「〇〇な翻訳者さん向け」
なんて区切って話すことが多いですが、
それは僕がひとりでやってるから
できることだと思ってますし。

でも繰り返しですが、
参考になることもたくさん
話してくれているので、
ぜひ採り入れられそうなところは
採り入れてみてください。

カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介

------------------------------

<リアルタイムでメルマガを受け取りたい方はコチラから>

メールアドレス 必須です


------------------------------