通訳者のYouTube戦略

ブログ担当の酒井です。

動画マーケティング、やってる?

別にYouTubeじゃなくてもいいんですが、その方が身近に感じるかなと(^_^)

そもそも「動画マーケティング」ってどういうもの?って方もいるかと思って検索して出てきたもののひとつを挙げておきます。

動画マーケティングとは、動画コンテンツを用いて企業や商品/サービスのマーケティングを行う手法です。近年ではインフラの整備と、モバイルデバイスの普及が進んだことから、どこからでも動画を見る環境が整っており、さまざまな業界から注目を集めています。

 

・・・だそうです。まあそのままですね(^^;)

で、通訳者さんに「動画マーケティング、やってる?」って訊いても、ほぼ100%の通訳者が「やってない」って答えるでしょうね。これは確信に近い。

 

こんな声が聞こえてきそうです。

「だって、動画を出しても通訳のお仕事が来るわけじゃないでしょう?」

 

これについては、「確かに来るとは限らないけど、動画を作っておくと来ることもあるよ」と。動画なんて一度作ってしまえばずっと(とは言えなくとも当分の間は)使えるわけなので、作っておいて1件でも2件でも仕事に繋がったら万々歳…だと思いません?僕はそう思うけどな。

なんてことは前々から思っていたんですが、「やっぱりそうだよなぁ」と思える投稿をTwitterで目にしたので。

 

『同時通訳者ここだけの話』 の著者で、日本会議通訳者協会(JACI)の理事も務める関根マイクさんのこのTweetです。

ちなみに本作では、「通訳の動画サンプルを当然のように求められる時代になってくる」みたいな話をしましたが、実際に昨日も公開イベントでのサンプルを出して仕事が一本決まりました。もっと動画サンプルを増やしていく方針です。

(マイクさんのTwitterアカウントはコチラ → https://twitter.com/mikesekine もしまだならフォローしておくといいですよ)

 

「動画マーケティング」といってもそこまで大げさに考える必要もないと思います。まずはマイクさんみたいに「見込みのクライアントに見せられるサンプル動画」を作っておくだけでも立派な動画マーケティングになります。もちろん継続的に動画をアップしてくとさらにレベルの高い動画マーケティングにはなるかと思いますが、いきなりそこじゃなくてもいいんです。それが仕事に繋がる可能性がある、実例がある、ということです。

だったらどうしますか?

「だって、動画を出しても通訳のお仕事が来るわけじゃないでしょう?」「通訳者に動画マーケティングなんて関係ないでしょう?」

なんて言ってる場合じゃないと思います。

他の通訳者がほとんどやっていない「からこそ」早めに(といってももはや早いとは言えないかもですが)着手するべきなんじゃないでしょうか。

まずは一本、撮ってみるといいですよ。サポートしてる方には撮り方、編集の仕方、アップの仕方、お伝えしますので(^_^)

 

P.S. そうそう、マイクさん、2冊目を出されるとのこと。「通訳というおしごと」がアルク社から。発売は2020年2月26日予定とのこと。この記事を書いている時点ではまだ発売1カ月以上前なんですが、僕はすでにポチりましたよ(^_^)  どうせ面白い本になってると思うので笑、あなたもぜひ。

→ 通訳というおしごと

 

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