50歳以上の通訳者は使われない?

ブログ担当の酒井です。

JACI(日本会議通訳者協会)の会員用Facebookページがあるんですが、そこでおもしろい?トピックが挙がっていました。

通訳エージェントは50歳以上の通訳者を使いたがらない?

 

きっかけはある通訳者さんの以下の投稿(一部編集してます)。

最近、「エージェントは50歳以上の通訳者を使いたがらない」という話を聞くようになりました。複数のエージェントのコーディネーターさんに聞いてみたのですが、確かに一部そのような傾向はあるようです。理由としては(もちろん全員そうだというわけではないけど)、以下の通り。

・テクノロジーに疎いので、簡単なファイルのやりとりにも手こずる場合あり。紙を用意できないと、とにかく不機嫌になる/怒る
・服装が崩れてくる(カジュアルすぎ)
・柔軟な現場対応ができない
・態度に難がある

 

ということだそうで、「通訳者の皆さん、どう思う?」という提起でした。もちろんこの投げかけに対していろいろな意見が書き込まれているわけです。(こうした論議もおもしろいので、もしまだ会員じゃない方は参加しておくと面白い&情報が入りますよ → http://www.japan-interpreters.org/jaci/membership/ )

 

僕も少しコメントしたのですが、その投稿に僕が長々~とこのブログに書くようなことを書き込むのもご迷惑だし、ちょっとだけにしました。なので今日の記事はその発散(?)です笑。

 

・50歳という年齢はあくまで「指標」に過ぎない

僕たち通訳コーディネータは、たくさんの応募者の対応をする必要があります。「応募者対応部門」があれば専任で対応するのでそれなりの時間は取れますが、そうでなければ応募者への対応は「コア業務」とは言い難い。どれだけ応募者の対応をしても、売上は上がらないわけです。

こうした場面では「効率」が重要になってきます。いかに効率的に有望な通訳者を「見極めるか」がポイント。そうした時に発生するのが「足切り」です。

足切りポイントやそのレベルはいろいろあります。足切りポイントやレベルは応募者が多い通訳エージェントであればあるほど厳しくなってきます。たくさん足切りをしても他にもたくさんいるからです。

提出書類が指示通りじゃない → 足切り、文面が拙い → 足切り、男性だ → 足切り、通訳実績が少ない → 足切り、、、

こんな感じで、中には「年齢」が足切りポイントになってもおかしくはありませんよね。でも、年齢が効率的に処理するための「指標」だとすれば、「絶対」ではない、ということもできます。

 

・通訳コーディネータが心配しているのは・・・

「50歳だとダメなんです!」と正面切っていってくる通訳コーディネータはいませんが、「どうして、50歳はあしぎられるのか?その理由は?なぜなの?」と考えることが大切です。

そう、要は通訳コーディネータが気にしているのは「50歳」という年齢ではなくて、上に挙がっているような素養(リスク)です。つまり、

・テクノロジーに疎いので、簡単なファイルのやりとりにも手こずる場合あり。
・紙を用意できないと、とにかく不機嫌になる/怒る
・服装が崩れてくる(カジュアルすぎ)
・柔軟な現場対応ができない
・態度に難がある

という「イメージ」を持っているから。

だとすると、、、

ここを「心配しないでいいよ」と言ってあげて通訳コーディネータの心配・不安を払拭してあげれば、50歳を過ぎていたってちゃんと候補に入れてもらえます。

 

実際、僕が通訳コーディネータだった頃、還暦を過ぎた女性通訳者さんが登録面談に来てくれたんですが、めちゃくちゃ元気で、メールも使いこなして、人当たりもいい、実績も長くやっている分たくさんある、ということで、積極的に照会していました。というかむしろその方の場合は「えっ!?そんな年齢なんですか!?見えなかった!!」というのが売りになっていたくらいです(^^)

こう考えると、年齢を重ねた通訳者さんが新規の通訳エージェントに登録、連絡する時の対策も見えてきますよね。僕には具体的なアイデア、いくつもありますよ(^^)

 

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