エージェントに年始のご挨拶に行きたいなら

ブログ担当の酒井です。

これを書いているのは2020年1月15日。もう世間的にもお正月気分は終わって平常運転の時期だし、これを書くのもいまさら感があるかもですが・・・( ̄▽ ̄;)

通訳・翻訳エージェントにお年始の挨拶には行った方がいいんでしょうか?

 

まあ「いまさら感」とは書いたものの、実際の時期的には通訳翻訳エージェントを訪問するにしても年が明けて早々だと向こうだってバタついていますから、行くならどのみち2週間ほどが経過したこのくらいの時期がいいのかなとも思います。

で、『行った方がいいのか』の答えですが、これはもうそれ以前に「なんのために?目的は何?」という問いが先に立ちます。

もしこう問われて「え~・・・っと、なんとなく・・・行った方がいいのかな、と思って・・・」って感じだとすると、悪いことは言いません、行ってはいけません( ̄▽ ̄;)

なぜなら、なんとなくあなたに訪問されても、通訳コーディネータ、翻訳コーディネータにとっては迷惑千万、ただの時間泥棒と思われるからです。

 

実際、僕の現役コーディネータ時代にもそういう通訳者、翻訳者がたま~にいらっしゃいまして(-_-;)

で、そういう方に限って「いきなり来る」。「近くまで来たので~」とか言って。さらに言えば、普段そんなに付き合いのない方に限ってそんな来社をする。

「あ~・・・xxさん?どうして来たんだろ(仕事も依頼してないのに)」みたいな。

逆効果です。

 

いや、初っ端から勇気をくじくようなことを書いてしまいましたが、これは決して「行かない方がいい」ってことじゃなくて、「行くんならこんなところに気をつけてね」ってことを言いたいわけで。

  • 行く目的をハッキリさせましょう
    これは別に通訳コーディネータ、翻訳コーディネータに伝える必要はないかもしれませんが、少なくとも訪問する側=あなたの中で訪問の目的をハッキリさせてください。逆の立場を想像してほしいんですけど、いろいろやることあるのにそんなに親しくない人が「なんとなく来ちゃいました」って来たらイラっとするでしょ?笑
    まあこの場合は「仕事の獲得に繋がれば」っていうのがほとんどの方の目的になるかなとは思いますけど。
  • 行く時期、時間帯は相手目線で考えましょう
    あなたが都合のいい時期・時間=相手に都合がいい時期・時間、かはわかりません。いくら自分の方には年末年始の仕事メールが来なくて年明け時間があったとしても、会社員の年明け早々はメールも溜まっていて仕事がバタつくもの。そんなときに急ぎじゃない連絡をするのは逆効果です。
    時間帯も同じ。朝イチはバタつくものだし、夕方は残業したくない気持ちもあるしで避けた方がいいですね。
  • アポは取りましょう
    当然でしょ、と思う方もいるかもしれませんが、ほんとたまに電撃来社する人、います( ̄▽ ̄;) 来られた方の戸惑いを想像するんだっ!笑
    もちろん本当に当日急に行けるようになった、なんてケースもあると思いますが、直前にでもいいので電話は入れましょう。もちろんその時は社交辞令じゃなくって相手が断りやすいような言い方を心がけた方がいいですね。
  • 普段付き合いがあまりないならちゃんと自己紹介をしましょう
    あなたがそのエージェントに登録しているからと言って、相手のコーディネータがあなたのことを知っている、名前を言えば誰だかわかる、とは限りません。普段からお付き合いがある、よく依頼を請けている、という関係があるならもちろんこの心配は不要ですが、そうでなければあなたがどこの誰なのか、何語の通訳者や翻訳者でいつ頃登録したのか、どのコーディネータと話したことがあるのか、やり取りしたことがあるのか、なんてことをちゃんと伝えましょう。相手だって「恐れ入ります、あなたはどこのどなた様?名前を聞いてもわかりません」とは言いにくいんですから(^^;
  • コーディネータにとってのメリットを考えましょう
    これはちょっと難しいかもしれません。が、あなたが訪問することによって、通訳コーディネータ、翻訳コーディネータにとってどんないいことがあるんでしょうか?どんなメリットを提供できるんでしょうか? もしここまで考えることができて、「わたしの対応に時間を使う価値はありますよ」というのが伝えられるならすごくいいですね。ただしこれは繰り返しですがマーケティングとかを学んだり考えたりしたことがなければ難しいと思うので、「これが考えられないなら訪問しちゃいけない!」とまでは思わなくても大丈夫です(^_^) 「何かないかな~」くらい考えてみるきっかけにしてもらえればと思って書いてます。

 

いろいろ書きましたが、なんだかんだやっぱり「相手への気遣い」というのが共通して大事になりますので、そこさえ外さなければたいていのことは大丈夫・・・なはずです(^_^)

通訳コーディネータ、翻訳コーディネータだって人間ですから、「知らない通訳者・翻訳者」よりも「顔を見て話した通訳者・翻訳者」の方が気になるものです(悪い印象さえ与えなければ笑)。今どきはメールと電話でほぼすべて済んでしまう状況だからこそ、こういうオフラインの接触をうまく使っていければお仕事拡大に繋がります。ぜひこういう繋がりも使ってみて下さい(^_^)

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