通訳スキルも20時間で習得できる? 超速スキル学習法
稼げる通訳者育成のカセツウです。
『通訳スキルが20時間で習得できる』 と言われたらどう思いますか?
アヤシイ、、、
そんなわけない、、、
そんなことされたらたまらない、、、
なんていろいろな思いが出るかもしれませんね。
安心してください、きっと無理です笑。
が、それでも今日の記事は、皆さんの通訳スキルや
行動力の向上に繋がると思いますよ。
いま、『たいていのことは20時間で習得できる』 という本を読んでいます。
タイトルの通りですが、著者は多くのスキルを20時間で習得している、その秘訣を公開!! という内容です。
ここでは詳細は語りませんが、ザックリ言えば、
『何でもかんでも世界レベルやトップレベルを求める必要はない』
『自分が目指したいスキルレベルを明らかにしてそこを目指せばよい』
といったコンセプトが書かれていて、『それなら20時間で』 という感じです。
まだ読んでいる途中ですが、
その中で 『たしかに』 と思えるエピソードが紹介されていました。
陶芸の授業の初日に、教師は生徒を二つのグループに分けて宣言した。
ひとつのグループは最終日までに制作した作品の 『量』 だけで評価する。
最終日までに作ったすべての作品の総重量が25キロを超えていなければA評価は取れない。
もうひとつのグループは最終日までに制作した作品の 『質』 だけで評価する。
最終日までに作る作品はひとつだけでもいいが、その作品が完璧でなければAは取れない。
結果、どうなったか?
『質が高い作品』に選ばれた作品はすべて、、、
『量』で評価されるグループの生徒が作った作品だった。
量で評価されるグループの生徒はひたすら作品を作り、
失敗しようが次の作品に取り掛かり、結果、数多くの『作品を作った』
最終日には数多くの失敗から学んだことを活かした『質の高い作品』ができた。
一方、質で評価されるグループの生徒は、、、
作っては途中で『完璧ではない』と壊し、
教材を読み、手本を眺め、また作ろうとして
『完璧ではない』と手を止め、最終日にできあがったのは、
かろうじてできあがった『完璧ではない』作品だった。
・・・どうですか? おもしろくありません? (^_^)
正直、酒井は、、、ちょっと身につまされました(^_^;)
何かを始めよう、上手になろう、と思った時に、
ついつい多くの人は 『効率的な練習方法』 を探したくなります。
『効率が悪い練習方法』 は避けた方が良いのですが、、、
そこにこだわりすぎると本末転倒、ということですね。
こんなことを言ったことがあるなら、注意が必要かもしれません。
- もうちょっと調べてから、、、
- もう少しうまくなってから、、、
- もっと簡単にできる方法はないか、、、
- 完璧じゃないとダメだ、、、
もちろん、内容や状況にはよりますが、
完璧を求めすぎたり、考えすぎたりして
動けなくなっている方、たまにいるようです。
そんなときは、『とにかくやってみる、動いてみる』 で
アッサリといろんな心配や不安が吹き飛んでしまうことも
たくさんありますよ。
『自転車の乗り方』 という本を読むだけで自転車に乗れる人はいません。
『通訳練習法』 という本を読むだけで通訳ができるようになる人もいません。
だったら、、、
どんどん『通訳してみる』 ことが、一番の上達の近道じゃないかな、なんて思います。
通訳デビューしてみたいけど、自信がない、不安で仕方ない、
私なんかに仕事があるんだろうか、、、
なーんて考えている方がいらしたら、いちどメッセージをください。
通訳者に発注していたコーチとしてアドバイスできることもあると思いますよ。