チェックの価値
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カセツウ通信 2021.12.9
今年残り日数:23日
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酒井@京都です。
昨日8日はいろいろと考えさせられる
一日だったなぁ、、、
(思わせぶり笑)
<チェックの価値>
昨日のメルマガを読んでくれた方から
メッセージをいただきました。
++++++
校正の比重が大きくなった私としては、
「確かに!」と思いました。仕事の比重を
翻訳のほうに戻すにはどうしたらいいか
考え中で、答えはまだ出ていません。
ただ、新人の場合、翻訳会社につなぎを
つけるという意味で全くお断りするのも
勇気が要ると思います。
私が校正をやってよかったと思うのは、
他の人の字幕を見て「流れている
(スムーズに読める)字幕ってこれか」
とか「流れてないってこういうことか」
ということが、感覚で分かったこと。
自分が字幕翻訳をやっているとその辺が
よく分かりません。もう一つは、
校正作業のルーチン(自分なりの手順)
を使って自分が字幕翻訳をしたときの
見直しの質を上げられること。
なのでたまに校正をやるのも
勉強にはなると思います。
+++++
メッセージありがとうございます!
参考になったようで嬉しいです。
チェックから翻訳に移っていくのも
ゼロヒャク、一足飛び、でもないので、
ちょっとずつ足を移していくつもりで
計画を立てればいいですね(^^)
で、この件に限らず、何事にも「意図」が
大切だといろんな場面でお伝えしてます。
チェックという仕事も、そこに意図があれば
いいんじゃないでしょうか。例えば、
「このクライアントと信頼関係を作るため」
とか、上にいただいたように「いろんな
訳文を見るため」とか。
例えば先日、Twitterで「名刺に住所なんか
いらんだろう」といった投稿をしましたが、
「私は住所が書いてある方が安心してくれる
お客さんが多いと感じているので載せてます」
というリツイートをいただきました。
それに対しても僕からは
「意図があればもちろん良いと思います!」
と返させてもらいました。
そういうことなんです。
名刺に住所を載せないのが正解で、
載せるのが不正解、ということではなく、
そこに意図があるかどうかが大事。
逆に、どんなに正しく思えることでも
そこに意図がないようであれば、、、
いくらやっても目的には近づいてない、
という場合もたくさんあります。
あなたのその行動には
どんな「意図」はありますか?
いちいち考えてるとしんどいですが笑、
でも、とても大事な問いかけです。
ぜひ考えてみてください。
「・・・これ、何のため?」
カセツウ
酒井