通訳料・翻訳料の受け取り方(踏み倒され対策)
ブログ担当の酒井です。
今日は大事な大事な、通訳料・翻訳料の受け取り方に関するトピックです。
通訳エージェントや翻訳エージェントが依頼主の場合は、まず通訳や翻訳を終えてから請求書を立てる、または向こうから支払明細が来て、エージェント既定の支払いサイトで報酬を受け取る、というのが一般的かと思いますが、じゃあ相手がエージェントじゃない場合はどうなのか?
特に相手が個人である場合、果たして本当に支払ってくれるのだろうか?なんて心配やリスクはつきものですが、そんな時も事前に通訳料・翻訳料を受け取っておけばその心配は不要になります。
案外用意していない方が多いんですが、僕はフリーランスとして通訳、翻訳を請けるのであれば、クライアントが選択できる支払方法を用意しておくべきだと思っています。
例えば、ペイパルの口座を作っておけば、クレジットカードでの支払いだって受け取ることができます。手数料はかかりますが、最大で全体の金額の3.4%+40円です。例えば通訳料が5万円だとしたら、5万円x3.4%=1700円+40円=1740円です。この1740円で、以下のようなメリットが得られます。
- 支払リスク=踏み倒しのリスクを心配しなくてよくなる(通訳業務に集中できる)
- 入金確認の手間が必要なくなる(決済があればペイパルからメールが来ます)
- 海外のクライアントでも銀行手数料に比べれば一般的に割安で済む(クライアントに負担をかけないし揉めない)
などなど・・・
まあこれらに対して1740円の価値を感じるかどうかはまた人それぞれかとは思いますが。
少なくともこの記事を読んで「いいかもしれないな」「使うこともあるかもしれないな」と思うなら、「とりあえずペイパルアカウントを開設しておく」だけやっておくと良いかと思います。開設したって使わなければなんの費用もかかりませんから。
ただし、ペイパルのアカウントにはパーソナル、プレミア、ビジネスの3種類あるようです。
パーソナルアカウントは支払専用なのでこのトピックの趣旨とは外れますが、顧客からの支払受取が可能なプレミアアカウントはパーソナルからのアップグレードからしかできないので、まずはパーソナルで開設 → プレミアへの移行、という流れになります。
もしすでに個人事業主または法人として通訳翻訳をしているなら、パーソナルではなくいきなりビジネスアカウントを開設すればいいですね。ちなみにカセツウはビジネスアカウントを使っています。
アカウントの違いなどその辺の説明は以下のサイトでしてあるようなのでご参照ください。(カセツウとは関係のないサイトです)
https://kjshintani.com/?p=61#i-2
ということで、まだペイパルのアカウントを持っていないなら、すぐに作っておくといいですよ。下のリンクから開設できます。
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/merchant