下駄で現場に行く通訳者
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カセツウ通信 2018.10.05
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【 カセツウ通信 】
下駄で通訳する通訳者
カセツウ 酒井です。
通訳現場に下駄で現れて
通訳をする通訳者・・・
が、いたわけではないの
ですが、こんな記事を目に
したので。
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「news zero」に下駄で
出演した落合陽一氏
服装や姿勢に賛否両論
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記事に書かれている
落合氏の見解の一部を
抜粋します。
↓↓↓↓↓
「『news zero』に授業後
そのまま下駄で行ったら
なぜか炎上した。みんな
僕の発言じゃなくて下駄に
興味があったり、Tシャツが
ダボッとしていてだらしない
と言われたりして」と話す落合氏。
今回、話題になったことに
ついては「僕は結構まともな
ことを言っていたと思うので、
正しいことを見た目が気に
食わないヤツに言われると
みんな怒ることがわかった
(笑)」とコメント。
また、ダイバーシティの
考え方に紐づけ、「日本人
がスーツを着ていないと
いけないという考えから、
見た目とか雰囲気に
惑わされずに正しいことを
言えるかどうかが大切。
スーツを着て来た人の
信頼性が高かったら、
胡散臭いことを言っても
いいってことになる。
それはよくないでしょ」
と指摘した。
↑↑↑↑↑
抜粋は以上です。
あなたはこれを読んで
どう思いましたか?
「確かにそうだよね」と
思われたかもしれないし、
「やっぱり下駄はよくない
でしょ」と思ったかも
しれません。
僕は・・・
「まあ、落合さんが下駄
だろうがサンダルだろうが
どっちでもいいんだけど
・・・」なんですが、
上で書かれている落合
さんの考えには個人的には
「ちょっと違うかな」とは
感じています。
より正確には、「そこに
エネルギーを使いたいなら
いいけど」という感想。
僕自身、けっこういろいろ
ユルいところがあるので、
堅苦しい場が得意なわけ
ではありません。
「見た目とか雰囲気に
惑わされずに正しいことを
言えるかどうかが大切」
というのもとても大切だ
とは思っています。
ですが、僕の場合は
そうした堅い場に下駄で
行くようなことはしません。
なぜなら、僕は弱者だし、
そうした社会通念を変えよう
といった気概も思いもない
ので、そんなところに
使えるエネルギーの余裕が
ないからです。
周囲の人に「下駄なんて」と
思われて炎上して、自分が
伝えたいことが伝わらなく
なるリスクがあるなら、
下駄じゃなくて革靴で、
スーツで現場に行きます。
でも、ハワイでイベント
するならスーツなんか
着ないでアロハで参加
すると思います。
つまり、僕にとって大切
なのは、自分が好きな恰好を
することではなく、伝えたい
ことを理解してもらうこと、です。
その伝えたいことが受け
入れてもらいやすいように、
そのためにエネルギーを使いたい。
見た目や恰好は「本質」
じゃないかもしれません。
きっと落合さんにとっては
下駄はそうなんだと思います。
ですが、本質じゃないから
こそ、本質じゃないところ
=下駄ばきで本質が伝わり
にくくなるとしたら、
とてももったいないなと。
あなたが落合さん
みたいに影響力を持って
いたり、社会を変えたいと
いう思いやエネルギーを
持っているなら別ですが、
どちらかというと僕のように
そんな影響力もなければ、
思いやエネルギーにそんなに
「余裕」がないとしたら、
好きな言葉でもありませんが、
「空気を読む、場を読む」
ということも、本質を貫く
ための弱者の戦略として
意識していけばいいんじゃ
ないかな、と思います。
通訳者の本質は?
翻訳者の本質は?
通訳翻訳スキルだとすると、
マーケティングやセールス力、
アピールの方法や実績表の
書き方、目を引く名刺、
自分のブログ、、、
などは本質じゃないかも
しれません。
でも、それならそこで損を
するのももったいない話です。
「そうかもな」と思ったら、
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酒井秀介
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P.P.S.
落合さんが嫌いとか
間違ってるとかそういう
ことではありませんので
誤解なきよう(^_^)