気付いてる?その技術、すごいよ?
ブログ担当の酒井です。
通訳者さんの「ある技術」、いつも感心してしまいます。
目の前の通訳者さんが酒井の話を聞いてくださっているときに”それ”をするので、「おお、すげぇ」と思っちゃうんですよね。
なんだと思います?
通訳のスキルじゃありませんよ。それは凄いと思ってますが、別に酒井の前で無意識に披露されるものではありませんからね(^_^)
1.通訳学校で練習する(と思います)
2.通訳スキルではない
3.他人の話を聞きながらしている
4.本人はあまり「やっている」ことを意識していない
5.練習しないと絶対できない(と、思うんですが、、、)
さて、なんでしょうか?
答えは、、、
ノートテイキングの技術 です。
特に、手元を全然見ないで、酒井(話者)の顔を見ながらノートを取っている方がいると、「おお、すげぇ」です。
通訳者さんからすると「できてあたりまえ」のことかもしれませんが、「ホント?」と思われたら周りのお友達に訊いてみてください。手元を見ないでメモを取れるかどうか。あまりいないと思いますよ。
まあ「ほら、私、手元を見ないでメモを取れるんですよ、見て見て!」なんて言うわけもないから、実は特殊技能だということをご存じなのかもしれませんが。でも目の前でノートを取る姿があまりに自然でわからないんですよね(^_^;)
ノートテイキングは通訳スキルとは直接関係ないことは承知していますが、それでも酒井がこれをマーケティングに使うとしたら、、、
「コーディネータの目の前で手元を見ずにメモを取り続ける」ことも、ひとつ有効な「この人はプロだな」と印象付ける手段になりそうです。わざとらしいくらいに相手の顔を見ながら頷きながら手元を大げさに動かしてアピールするかもしれません笑。
もしかしたらあなたは「えー、そんなの恥ずかしいよ、なんだかわざとらしくてイヤだよ」と思うかも知れませんね。だとすると、、、酒井の方があなたより仕事を取れると思います。通訳スキルがあなたと同じくらい、もしくは酒井の方が「ちょっとヘタ」だとしたらね(安心してください、通訳、翻訳、とてもできませんので・・・笑)。
でもそれくらい、「仕事が取れるか」は通訳スキル以外の要素も影響しています。
もし今日の記事を読んで「あ、そうか、ノートテイキングって特殊技能なんだ」と思ったとしたら、ぜひあなたが普段意識しないでやっている他のことにも注目してみてください。実は「あたりまえ」だと思ってやっていることが、他の人からしたら「おお、すげぇ」ことかもしれません。そんな意識が「あなたの強みの発見、あなたの差別化」に繋がっていきます。