名刺を放り投げられました
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カセツウ通信 2020.9.5
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酒井@東京です。
昨日は異業種交流会に参加してきました。
＜名刺を放り投げられました＞
昨日参加したところは僕も初めて
参加するところなので、まあ普通に
名刺交換などしつつ開始を待ち、、、
って感じでスタートしました。
その交流会では全体では20人以上の
参加者がいましたが、そこから
４～5人ずつのテーブルに分かれて、
それぞれのテーブル内でプレゼン、
商談を行う形式で進行します。
で、皆さんと名刺交換をして、
順番にプレゼンタイムが始まったん
ですが・・・
その中のおひとり、
若そうな社長でしたが、
交流会自体初めてだったのか
勝手がわからない様子。まあでも
そりゃ当然の話だし、慣れてなくても
まったく問題ないと思います。が・・・
他の人がプレゼンをしているときに、
その人を見るというよりもその人の
名刺をずっと眺めていて・・・
（この時点で「話してる人の方を見ろよ」と思った）
で、「ポイッ」
読んでた名刺をポイッて。
投げ捨てたわけじゃないですけど。
机にそっと置くんじゃなくて、
数センチ宙から机にポイッと。
伝わりますか？
ほんの数センチ、机にポイッ。
たった数センチですけど、それが
ものすごく気になっちゃって(^^;)
正直、心の中では
「なんやコイツ」でした。
でも、話している様子を見てると
悪気があるわけでもなさそうな印象。
僕の隣の方（そちらも若そうな方）とも
フレンドリーに話してたみたいだし。
でも僕の中では「なんやコイツ」の
印象はぬぐい切れませんでした(-_-;)
どうなんでしょうね。
僕もあまり堅苦しいことは言わない、
気にしないタイプだと思ってるんですが、
いつの間にやら変わってしまった？
いいや、この件に関しては、
僕が20代だろうと同じように
思っただろうなとは感じてます。
実は僕、その人の事業の話を聴いて、
見込みのお客さんとして紹介できそうな
相手が具体的に思い浮かんでたんです。
「あの会社のNさんに紹介すると
興味持ってくれそうだな―」とか。
でもこの「たった数センチ」で
「紹介して大丈夫か？」という
気持ちになったのも事実で。
もちろんこれって
お互いさまのところもあって、
「そんなことを気にするような人なら
こっちの方こそ、付き合いいらないっすわ」
って思われるかもしれません。
それはそれでいいと思いますが、
恐らくその人はその名刺ポイッに
価値観という程のものも持ってない。
単に「無意識」なだけだと思います。
だとしたら、だからこそ、
そんなちょっとしたことで、
「どっちでもいいこと」で
お仕事のチャンスを失っている、
失い続けているかもしれないって
すごくもったいないよなと思います。
なんだか改めて「所作」って
大事なんだな、って思わされた
出来事でした。
そして、人の振り見て我が振り直せ。
自分自身、気が緩んで無意識に
「ポイッ」としてるところ、
ないだろうか。ないがしろに
しちゃってること、ないだろうか。
そんな風に感じた出来事でした。
「名刺ポイッ」はないと思いますが、
皆さんもお気をつけて(^_^)
カセツウ・ビジネススクール
酒井 秀介
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